
星組東京『ANOTHER WORLD』感想 ゆるい笑いより綺麗なシーン
宝塚で観た時は、関西弁を自由に操っている紅さんが楽しそうだったし、寒いお笑いではなくて安心したものの、東京での二度目の観劇となると、舞台が練りあがって笑いが増す、という感じにはなりませんでした。笑いの合間の美しいシーンに、見応があります。
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宝塚で観た時は、関西弁を自由に操っている紅さんが楽しそうだったし、寒いお笑いではなくて安心したものの、東京での二度目の観劇となると、舞台が練りあがって笑いが増す、という感じにはなりませんでした。笑いの合間の美しいシーンに、見応があります。
ミュージカルの名作「雨に歌えば」が、月組の本公演後の別箱公演。宝塚の初演の星組、安蘭けい主演を観ており、とても楽しかった。「リナ」という変な声のいわば敵役の女優がいるのですが、今回はマユポン(輝月ゆうま)が!!これは大抜擢ですよね?
『ザ・ポケット』という小さな劇場で、太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」の世界を通して、太宰の誕生から自殺までを描くという。「大空はヒロインの永井キヌ子と津島修治の2役を担当。」という発表があり、メインビジュアルも超素敵!即、チケット申し込みました。
植田景子先生の傑作であり、月組の大空祐飛の初期の代表作ともなった『THE LAST PARTY フィッツジェラルド最後の一日 』が、月城かなと主演で月組で再々演することに。正統派の美形であり、芝居心のあるかなと君なら、納得の演目です。
ダンちゃん(檀れい)が、明治座で、有吉佐和子原作の『仮縫』を高橋惠子共演で主演をする。題名からも、ファッション界の話だと思い至る。この2人なら、華やかな舞台になることは間違いない。思った以上に、高橋惠子は美しく、壇れいは、20代を自然に演じられる驚きの可愛さ。この二人を観ただけで、ワクワク感があがります。
主演の鷹翔千空は、宙組の前作の『ロマノフ』の新人公演で、真風の役をやっていて知りました。美意識の高い貴族の感じを、スラリとしたスタイルの良さで感じさせていたし、すでに声も歌も安定していて感心しました。
このショーは、台湾公演に行くということなので、開演を待つ気持ちがいつもとは違います。台湾公演に関するCSの番組を見て、紅さんのヤル気、エネルギーはビシバシ感じているので、いい作品であって欲しいと、祈るような気持ちがあります。
五月歌舞伎座昼の部は海老蔵主演で、「雷神不動北山櫻」。これは、単独でも上演される人気演目の「鳴神」や「毛抜」が、本来の通し狂言の中に盛りこまれ、前後のストーリーがわかる上演となり面白さがアップ。海老蔵は五役を早変わりで勤めます。
落語ミュージカルってどんなもの?かなり微妙だな、と思っていたら、ポスターの衣装でびっくり!!大丈夫なのかと。紅さんのキャラを知っているヅカファンはいいけれども、これ、一般人が見たらどう思うんだろう・・・。
「Santé!!」の本公演では観てないのですが、CS放送のCMで聞く主題歌はノリがいいし、衣装も華やか。なんと言っても、みりお&レイちゃんのビジュアルの良さは万人に通じるだろうし、ゆきちゃんは歌うまだし、まぁ、間違いはないだろうと思っていました。