月組「アイムフロムーオーストリア」感想 タマキチは若返っていたけど
「何で、今更このミュージカル?」 1幕後半ごろになっていたでしょうか?この気持ちが頭をもたげてきたのは? タマキチは若いぼんぼんでスッとしているし、れいこちゃんは嫌なヤツを元気一杯演じている。サクラも前作のお通よりも、ずっとずっとずーーっといいです。
日々の気づきや趣味のことを書いています。
「何で、今更このミュージカル?」 1幕後半ごろになっていたでしょうか?この気持ちが頭をもたげてきたのは? タマキチは若いぼんぼんでスッとしているし、れいこちゃんは嫌なヤツを元気一杯演じている。サクラも前作のお通よりも、ずっとずっとずーーっといいです。
「歌えるって、すごいことだな。」 今回、このことをしみじみ感じました。歌えるトップ、そして、演技力もあるトップだから、トップスターが一見地味な役であっても、心にしみいる物語になりました。 美しい主題歌に魅了され、感動が深まりました。
今日のスカステニュースで、久しぶりの帆純カサノヴァを見ましたが、1ケ月ほど前のことなのに、こうやって書きたくなるほど、その美しさ、色気に心が動かされました。本役のみりおちゃんよりも、いい意味で重量感があるので、男としての色気を感じました。
宝塚大劇場にて、月組「夢現無双」を初日開けての月曜日、火曜日公演を、連続3回観劇。この公演で、まさかの2番手スター「みやちゃん退団」という衝撃があったからの観劇です。物語の主軸は、吉川英治作の「宮本武蔵」のダイジェスト版です。
前髪を金髪ウェーブにし、中世ヨーロッパの藍色の衣装を着たゆりか(真風涼帆)が登場。とっても素敵です。レオナルド・ダ・ビンチという、特別な芸術家の風情も漂います。心から満足できるコスプレです。若い時代の甘い美青年感があるのも、また良いです。
ゆりか(真風涼帆)の中高で面長の顔と、すっきりした目元には、どんな格好も良く似合っており、それだけでも十分と言えます。また、今回はストーリー仕立てということで、セリフもあり、ショーの感覚的に楽しむところと、芝居的な要素があり、楽しめました。
宝塚に友人が住んでおり、みやちゃんが声が出なくなって吹替公演をしていた日にも観劇をしており、その衝撃のリアル報告を聞き、心配していたら、翌日から休演。どうなるかと思う中、28日のチケットが手に入り、村まで行ってきました。
中盤の紅薔薇宮殿の後、礼君がカッコよくタンゴを踊るシーンの次に「紅子」が登場します。私は2階だったので、1階客席に登場した時は見えませんでしたが、「客席係の紅子ですー!」というフレーズにワクワクします。紅ちゃんは、これでなくっちゃ!
「サンダーボルトファンタジー」がどういうものか全く知らなかったのですが、人形劇が元で、雑誌でその人形をチラリ見て、すごい凝った人形だなとは思っていました。でも、今日驚いたのは、紅さんたちのコスプレが、人形とそっくりだったからです!
花組「ビューティフルガーデン」は宝塚で観て、華やかな衣装でその時は楽しかったのですが、観た後の高揚感が残らない。それが、なぜなのか?東京公演の初日を観劇して、わかりました。説明しないとわからないシーンが、邪魔をしているんだなと。