
宙組「神々の土地/クラシカルビジュー」東京 新人公演メンバー探し
大空祐飛さんの時代にヘビーに観ていたので、その時のメンバーには目がいきます。愛ちゃんは、ラスプーチンがとてもよかったし、りくちゃんのダンスは柔軟性があり好き。澄輝くんは繊細な美しさにも磨きがかかっている。怜美うららは芝居では相手役。
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大空祐飛さんの時代にヘビーに観ていたので、その時のメンバーには目がいきます。愛ちゃんは、ラスプーチンがとてもよかったし、りくちゃんのダンスは柔軟性があり好き。澄輝くんは繊細な美しさにも磨きがかかっている。怜美うららは芝居では相手役。
ドミトリー(朝夏まなと)とイリナ(怜美うらら)の心に秘めた想いが、最初からググッと感じられ、ロシアの雪景色からくるどっしりとした重さを感じることができました。自分が心から愛する人だから「自分の生きたいように生きる」ということをお互い尊重する二人。
海老蔵の口上後に二人が登場。麗禾ちゃんは赤い着物を着て、ニコニコしており、家族で舞台に出られて嬉しいんだなと。勧玄くんもかなりゆる~い感じで、笑いそうになったり。お姉ちゃんと一緒だからでしょう。わずかな時間でもこの時間に立ち会えて幸せ。
宝塚での印象は、「男役は難しいんだな、新人だからしかたないのだろう」というものでしたが、東京公演では、主演の瑠風輝のドミトリーが、外見からもすっかり大人になっていました。見る側として、心を動かされる芝居ができていたし、熱い挨拶でした。
「こんなにおもしろいとは、思わなかった!」 もう、あと3日となりましたが、特に歌舞伎ファンの方は、見逃すのは惜しい舞台です。どうにかしてでも行って欲しい、そんな魅力のつまった舞台でした。
燕三さんの柔らかい三味線から始まり、咲太夫さんが「むかしむかし、その昔祖父(じい)は山へ柴刈りに・・・」と語りだした時から、声はしっかり通るし、なんだか、わくわしてきて楽しい。「じい」という音がなんとも、味わいがあってかわいいのです。
ルディの兄貴分エースは平岳大で、苦悩を秘めた表情に、なんとも言えない影があり、さらにスッと背が高く、赤い衣装もよく似合い、とにかくすてきなのです。エースはルフィに助けられた後、敵の赤犬のマグマと、火拳を使って戦います。
二幕はみどころだらけです。巳之助のボン・クレーも目が離せないし、ニューカマーランドの賑やかさったらっ!!!ものすごい水量の水中の立ち回があり、大迫力!ルフィがサーフィンボードに乗って宙乗りで旅立っていく時に、ゆずの音楽で盛り上がります。
「ハンナのお花屋さん」は、あふれるような緑の中にあります。この舞台背景を観ているだけでも、癒されます。みりおはフラワーアーティストで、アキラは経営や営業のマネージメントを担当。この組み合わせがとてもいいのです♡。
「番町皿屋敷」の壱太郎のお菊は、殿様が最後は井戸に捨てさせてしまうほど愛されるいじらしさがあり、恋するがゆえの弱さとがにじみ出ていました。事実が露見してからの哀れな姿、覚悟を決めてからの風情、「こういうのが観たかった!」というものでした。