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仁左衛門、玉三郎の「桜姫東文章」 四月歌舞伎座3部初日、感想

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かつての孝玉コンビで人気作品にしたのが、「桜姫東文章」。去年は、明治座で勘九郎、七之助が演ずる、それを仁左衛門、玉三郎が教えているというので、ちょっと寂しいような、でも、芸が伝承されるのだから、いい事なのだとも。ところが、コロナのために、この公演は中止に。残念でしたが、この時期には、致し方のないことでした。

仁左衛門、玉三郎で「桜姫」上演の発表が

それが、なんと!!!

かつてのゴールデンコンビ「元孝玉」で、上演ということに!!!

この情報を知ったのは、三月歌舞伎で仁左玉で「土手のお六」と「神田祭」を演じるということで、4回分のチケットをとっていたときだったか?

あまりの嬉しさで震えました。そして、「いったい何回観ればいいんだ??」という、嬉しい悲鳴も。

「桜姫」初日観劇

そして、まずは初日に行ってきました。3階A席2列目センターブロックです。

開幕5分前になってシーンとした歌舞伎座で、もうドキドキが止まらず。

幕開けは、行方不明になっている見習い僧の清玄(仁左衛門)と白菊丸(玉三郎)を探している様子からです。しばらくして、1階から拍手。花道に、この二人が出てきたのです。

3階なので、すぐには観えないけれども、気持ちはMAX、思い切り拍手しました。もう、嬉しくて。同じような想いの観客が多いようで、わーっとした盛り上がるのある熱い拍手でした。その中にいただけでも嬉しい。

玉三郎の桜姫がかわいい

玉三郎はお稚児さん姿も美しく、清玄の恋心がひしと伝わってきます。そして、さっと海に飛び込む白菊丸。その音にあわてる清玄。大人な分だけ、飛び込むのが恐くなってしまいオロオロ。

次には、新清水寺の華やかなシーン。玉三郎が赤姫姿で腰かけています。居並ぶ腰元たちが、桜姫が出家するのを口々に止めています。「あっ、このシーン覚えてる」と、記憶が蘇る。

玉三郎はもう赤姫はやらないんだなと思っていました。それは間違いでした!!十分にできます。年齢は関係ないことが、はっきりとわかりました。

華やかなかんざしも映えるし、赤い着物がとても似合っている。なんといっても「姫」の雰囲気がありますから。世間知らずの初心なお姫様感、万歳でした。とにかくかわいい💛

仁左衛門、白塗りの高僧と真逆の悪党の二役

心中の生き残りとなった清玄は、紫色の衣を着た高僧になっています。「道明寺」の菅丞相をされる仁左様ですから、それはそれは、品位溢れる安定感。二役目の釣り鐘権助は、悪党ですから、白塗りの肌から、黒めの濃い化粧。着流しの濃紺の着物で、それが、深い色でとても映えるし、からだの線に沿ってとても綺麗。これは、木綿の着物の設定だろうけど、上等の結城紬とかかな、とか思ったり。白い化粧から、この化粧で、裏で早変わりをされていると思うと、なんともありがたく、嬉しくなる。

仁左衛門、玉三郎の見どころ

前半の見せ場となるのが、桜姫と権助の濡れ場ですね。桜姫は、恥じらいながらも、積極的に権助にせまっていく。お互いに帯をクルクル解いたりして。イヤイヤ、この二人だから絵になりますね。

そして、最後は、落ちぶれた桜姫と、清玄が暗闇ですれちがう場。下座(黒御簾)音楽は、独吟となり、これがとても良い。玉三郎の桜姫は、くすんだオレンジ(イヤホンガイドでは、色が剥げた、と解説していました)の振袖に、蓑を肩にかけふらふらとさまよっています。清玄は桜姫の赤子を抱き、桜姫を探しています。雨が降ってきたので赤子の濡れた衣を乾かそうと、たまたまあった木くずと、雨よけのボロ傘を使って火をおこしします。

赤子の泣き声を聞いて「自分の乳をあげようか」と思う桜姫。二人はこのまますれ違うのでしょうか?

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というところで、「上の巻」は終わりです。でも、いいんです。なぜかと言えば、6月の2部に「下の巻」が上演されることが、開演前に発表されたからです。ちょっと待ったら、また、この二人を観られると思うと、安心です。

コロナで歌舞伎座の上演時間が短くなったことで、本来なら通しでやるので、体力的に厳しいというこの二人でも、こうやって分ければできることがわかりました。初日が開いて、チケットは売切れに。いいものは、イイのです。

仁左衛門の新たな魅力発見

ところで、今回、新たな発見は、情けない清玄の仁左様がステキということです。いつも、かこいい良い人、立派な人、強いワルを演じていますが、今回は本当に情けない。そこが新鮮でかわいくて、目が離せなくなってしまいました。こんな役、もう見られない。どんな風に深まっていくのか?次回の観劇が楽しみです。

☆36年目の復刻版のポスターが3千円で販売されています。即、買

いました!!!!!

https://www.kabuki-bito.jp/news/6704/

https://www.kabuki-bito.jp/news/6699/

「桜姫東文章」仁左衛門、玉三郎うっとり感が上がる。2回目観劇感想

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