雪組「壬生義士伝」感想 ダイモン・キホの歌の力、アーサの黒さがいい
「歌えるって、すごいことだな。」 今回、このことをしみじみ感じました。歌えるトップ、そして、演技力もあるトップだから、トップスターが一見地味な役であっても、心にしみいる物語になりました。 美しい主題歌に魅了され、感動が深まりました。
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「歌えるって、すごいことだな。」 今回、このことをしみじみ感じました。歌えるトップ、そして、演技力もあるトップだから、トップスターが一見地味な役であっても、心にしみいる物語になりました。 美しい主題歌に魅了され、感動が深まりました。
宝塚の初見の時は、胸にズーンときすぎて、そのあとの「Gato Bonito!!」は何だか上の空。ショーには轟さんは出てなくて、さっきまでの悲しい恋はどうなったの?ということで、心がついて行かなかった。それぐらい、力のある作品でした。
戦時下という、どうしようもな苦しい時代のこの物語が、心にズシンときて、2部のショーを観た後も、気持ちの落としどころがない。「パララ、パララ、パララー、パララ、パララ、パララー」のもの悲しいメロディーが、頭の中をグルグルしています。
新選組は男の物語で、ちょっと宝塚らしくないともいえますが、やはり、雪組だからの安定感で、プロローグの新選組の踊りからキリッとかっこいい!!ダイモンは、髪型と新選組の羽織姿が良く似合い、知的で、腹の底に熱い心を秘めた男、土方歳三になっていました。