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八月納涼歌舞伎第一部「伽羅先代萩」感想 七之助と勘太郎、長三郎の絆

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「長三郎は、できるの?」

これが、八月納涼歌舞伎で「伽羅先代萩」が上演されるのを知った時に頭に浮かんだこと。

昨年11月の中村座「実盛物語」公演の稽古の様子を、TVで見ました。子役の大役と言える太郎吉を長三郎は演じます。

その時の長三郎は、ジッと座っていられなくて、教えるお弟子さんが本当にお気の毒( ;∀;)。七之助や児太郎がやさしく言い含めたり、あれやこれやで、大変さが伝わってきました.

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お兄ちゃんの勘太郎は、自分の責任を小さいながら、ズシリと受け止めている感じが伝わってきます。その賢さが痛々しいほど。それに比べて、長三郎のなんとノー天気なことか!!2歳下とは言え、まるで野生児です。顔も、一重のタレ目と、プクプクした頬っぺたで、笑顔がなんともかわいい。ブサカワタイプで、ついつい、舞台上でも目が行ってしまいます。

納涼歌舞伎 伽羅先代萩 親密感が溢れる舞台

奥殿の御殿の御簾がスルスルと上がると、七之助の政岡を中心に、勘太郎の千松、鶴千代の長三郎が座っています。七之助のスラリとした姿が美しい。緋色の着物に、松の打掛が良く似合っています。

勘太郎の千松が、「これでもかっ!」というほどキリッと背筋を伸ばし、小さいながらも、若殿を守る気概を持った、すでにりっぱな武士である空気が漂っています。

長三郎の鶴千代は、前髪パッツンのロン毛のオカッパ頭に、若殿の衣装を着て華やかですが、前に結んだ帯がなんだか大きくて、ちょっと衣装が大きいのかな?と。きちんと座って、目も動かさず、しっかり前をみており、大いなる成長を感じさせます。

こちらの思い入れもあるのでしょうが、見慣れたこの場面から、何とも言えない親密感が伝わってきます。

政岡の愛で、二人を包み込んでいるとでもいうような。だから、「たとえ自分の子供を犠牲にすることになっても、若殿を守らなければいけない!!」という政岡の気持が、はっきりと伝わってきます。

また、政岡がお米の仕度をしている間、千松と鶴千代がすごろくで遊んでいるのですが、途中、サイコロを振る道具が台の下に落ちた時も、慌てることなく、千松が自然に拾って遊びを続けていました。いつも遊んでいる同士の自然さが出ています。

芝居なので、「実際の家族だから出せる空気感」を頼りにしてはいけないとは思いますが、そこにはやはりあふれ出る暖かいものがあり、子役が大切な役割を果たすこの芝居にとっては、とてもプラスに働いていました。

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納涼歌舞伎 伽羅先代萩 勘太郎の千松

勘太郎の千松は、ずっと緊張感のある立ち居振る舞いで、こんなにキチンと感にあふれた千松は観たことがありません。

ただ、立ち上がる時に、片足を膝立ちにして、その膝を押さえて、背筋をまっすぐに立つのですが、ちょっとフラつくような感じもあり、「子供なのに、もう膝を傷めているのか?」とちょっと心配になりました。

そして、ついに、立とうとしていたのに、ヘタってしまって!!

でも、それは、お腹が空いて立てなくなったという理由でした。「そうか、スッと立たないのは、空腹でエネルギーが無い事を表す演技だったのか。」と。そうですよね?

納涼歌舞伎 伽羅先代萩 長三郎の鶴千代

11月の中村座「実盛物語」の本番は、生の舞台は観ていなくて残念なのですが、TVで見ると、本番では、足を掻いたりなどのゴソゴソを押さえていたようです。わかっているんですよね、自分が何をしなければいけないかということを。

そうはいっても、今回は若殿役ですから、やんちゃ感のある長三郎はどうなるのかな、と。

オカッパの前髪と、顔のサイドのストレートの髪で、プックリした頬っぺたが、ますますプクプクして見えて、思わず、つつきたくなります。3等身の漫画のキャラクターか、小動物のような愛らしさがあるので、かわいくてたまないです。オペラグラスで見つめていると、思わず微笑んでしまう。

何なんでしょう、この愛嬌は!!

セリフも良く通る明るい声で、きちんと言えています。が、なんとなく、語尾のあたりに庶民的な香りが出る時があり、客先からは、暖かい笑いが起きます。なんだか、人を楽しませてくれるキャラクターですね、長三郎は。

納涼歌舞伎 伽羅先代萩 七之助の政岡

青い美しさというか、クールビューティーな七之助に、政岡の赤、黒、白の衣装が、良く映えていました。子役たちへの愛があふれ出ないように、お腹に抑え込まないと、ということでしたが、ベースに大きな愛があり、その上で、戦う女としての知的な部分があり、私は好きでした。

ただ、一番の山場である千松の亡骸を抱いて「ようやった」と泣きながらいうセリフのところで、いまひとつ盛り上がれなかった。

ずっといいなと思って見ていたので、なんなのかなと後で考えてみると、七之助のクールな感じは、乳母として働く女の緊張感は伝わりやすいけれども、母としての感情をあふれ出すこのシーンでは、声の低さもあって、柔らかさや、抒情感、女らしさに欠けるのかなとも。

まとめ

千秋楽に近い時に見たとは言え、勘太郎も長三郎も上出来でした。ここまでお稽古を積み重ね、二つの宝を育てた中村ファミリーに喝さいを送りたいです。

また、今回の七之助の初役、政岡は、揚巻の初役よりも好きだなと思いました。これは、個人の感想です。再演時の政岡が、楽しみになりました。

もちろん、子役たちの成長も楽しみです。今度は、いつ会えるのかな~?

今年は、10月の歌舞伎座に続き、11月には浅草寺内に建てられた平成中村座で、勘三郎の七回忌と追善公演が行われています。今回のフジTVの「独占密着!中村屋ファミリー」は、これらの公演を中心に、放映されしました。
10月の歌舞伎座に続き、11月は、中村勘三郎七回忌追善公演が、浅草寺境内の仮設小屋平成中村座で行われます。観光客の賑わう仲見世通りを通り、浅草寺にたどり着くのが結構大変。パンフレットの案内には浅草駅から5分となっていますが、確実に倍はかかります。
十月歌舞伎座は、勘三郎の七回忌追善ということで、役者も演目も充実しています。特に夜の部では、助六を仁左衛門が演じ、さらに、初役で七之助が揚巻をやる。玉三郎も出る。だから、2日、14日、22日と3回観ましたが、役によっては、大きく変わってきています。
十月歌舞伎座昼の部の「三人吉三」。シ「アーターコクーンでの上演が、好評だったのを見逃しており、今回の七之助のお嬢吉三を、楽しみにしていました。3階東側の席だったので、幕見席が見えるのですが、平日なのにすでに立ち見がセンターあたりにズラリ。
今年の八月納涼歌舞伎には、玉三郎が出演ということを知った時は、「ホントーッ!!」と大喜び。今まで出演したことありませんから。さらに、雪之丞役という女形の役だから、「美しいことには間違いない」。映像を使った新しい演出というのにも、期待が高まります。
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