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元アナウンサーの近藤さとさんが、白髪を染めずグレーヘアにして、ちょっと世間は驚きました。まだ40代でツルンとした肌だったので、白髪が目立つというか・・。でも、近藤さんは、20代から白髪染をしていたというのですから、心理的に「もう開放されたい」という気持ちもわかります。「そろそろ染めなくては」というプレッシャーは、白髪がチラホラあってもおかしくない年代になっても、かなりありますからね。
白髪染めは、刺激がある
白髪を染める時に使う毛染め剤は、化学反応によって髪のキューティクルを広げ、染料を髪の中に入れます。だから、髪は1回でしっかり染ますが、開いたキューティクルは完全に元に戻ることはありませんし、頭皮も化学反応で傷みます。
そして、それが、白髪を促進させることになったり、髪が細くなったり、いずれは、髪が伸びにくくなったりすることにもつながります。
ヘアカラートリートメントはやさしい
ヘアカラートリートメントは、白髪染めトリートメントとも言われ、髪を傷めず、逆にトリートメントしながら染めることができます。
どうやって染めているかというと、髪の表面の小さな傷に色素がひっかかっているような感じです。この傷は、髪が伸びたら、普通にできるものなので、問題ありません。
色素が髪の表面を包み込み、さらにトリートメント成分を配合していることで、髪のハリツヤが出たり、手触りがよくなったりします。
ただ、ちょっと面倒なのが、白髪染のように1回では、きっちり染まらないということです。3回ぐらい続けると、元の色素にさらに色素がひっかかるようになるので、染め色が定着して
1回でもしっかり染まる使い方は?
ヘアカラートリートメントのデメリットとして、「1回では染まらないので、使い初めの3回ぐらいは続けて使わなくてはいけない」ということが言われています。ほとんどのメーカーの使い方やホームページにも、そう書いてあります。
でも、使う商品を選び、使い方を変えれば、1回でも十分に染まります。
染める時に手袋を使う商品
ヘアカラートリートメントには、手袋を使うタイプと、使わないタイプがあります。1回で染めるためには、「手袋を使うもの」を使います。
髪の毛は、ケラチンというタンパク質からできています。爪もケラチンでできています。だから、素手で使えるものは、爪が染まらないということですから、髪の毛の染まりも悪いです。
だから、1回でしっかり染めたい場合は、「手袋を使うもの」を選びます。これは、商品の裏表示に書いてあるし、中には、手袋がついているものもあるので、確認してください。
使い方を変える
この商品の最大の間違いは、「お風呂の中で使う」としたことです。
これは、資生堂が初めてこの手の商品を発売した時に、「お風呂の中で使う」としたからです。その頃は、今の染料と違っていたので、素手で使えて大してそまらないけれど、お風呂場も汚れず、毎日のように使っていれば、なんとなく染まる、というものでした。
でも、今のヘアカラートリートメントは違います。この時代にはなかった新しい染料が使われています。だから、使い方を変える必要があるのです。
1回で染まる使い方
まず、「トリートメントだからシャンプーの後で使うもの」という頭をはずしてください。そして、これを、通常の白髪染め剤と思ってください。そうするとどうしますか?
準備は、毛染めの時と一緒です。
まず、生え際には、クリームを塗って、毛染め剤がつくのをカバーしますね。肩には、タオルなどをかけますね。机の上に新聞などを引いて、もし毛染め剤が落ちてもいいようにしますね。
この準備をした後に、手袋をします。
①シャンプーの後の乾いた髪に、ブラシを使って塗布する。
②前髪の生え際や、分け目には重ね塗りする。
③塗布した後は、サランラップでくるみ、チンしたタオルなどを頭にのせ、アルミのキャップで温度が下がらにようにする。
④30分以上放置する。この時、室内にいるし、きついニオイもないので、家事などができます。
⑤ラップをはずし、洗い流します。まずは、湯洗いでしっかり落とします。それからシャンプーで洗います。2度洗いしてもいいです。
⑥すすいだ水に色が残らなくなったら、通常のトリートメントをします。
このように、白髪染めのように扱うと、1回でも、しっかり染まるので、使い続けていると、さらに色が定着しやすくなり、2~3週間に1回の使用でも十分白髪がカバーできます。そ
お風呂の中で使うと、1週間に2~3回と頻度が高く、手が濡れていて使うので、使いにくいし、お風呂の備品などに、色がついてしまってたりします。でも、毛染めと思って室内で塗布すれば、お風呂の中では洗い流すだけなので、注意がいきわたり、汚れは付きにくいです。
また、汚れを感じた場合は、ハイターを薄めて流せば、すぐに色は落ちます。タオルに色がついた場合も、ハイターですぐに取れます。
私は髪が長いので、顔の周りの生え際と、頭頂部の当たりだけを染めて、洗い流した時のお湯をタライにため、それに、髪の長い部分をしばらくひたします。髪の長い部分には、小さな傷が増えているので、それぐらいでも染まります。そして、お湯は排水溝に向けて流します。
まとめ
白髪染めを続けていると、髪が傷むだけでなく、頭皮も傷めています。でも、ヘアカラートリートメントなら、髪はきれいになり、頭皮も安心です。
生え際に白髪が多い人は、別に部分染のできるコンパクトの白髪染めなどを使うといいでしょう。
また、価格ですが、高いもののほうが、染料の配合量が多いので、よく染まる場合が多いです。1回にかける手間は同じですから、高めのものを使うことをおすすめします。