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気が付かない間に「糖質中毒」になっているかもしれない。それにより、急激な血が糖値の変動が起こり、低血糖になると不快な症状が現れ、日々の生活や仕事の質を落としています。
糖質のもたらす危険 血糖の急激な変化による症状
本来なら、血糖値が上がれば、それを下げるために膵臓からインスリンが出され、血糖値が抑えられますが、缶コーヒーや清涼飲料水などで糖質をとり続けていると、膵臓が弱り、インスリンが出にくくなります。
ぐんぐん上がった血糖値に慌てたからだは、急にインスリンを大量に出し、一気に血糖値を下げてしまいます。それが低血糖状態です。こうした症状を「反応性低血糖」と呼び、清涼飲料水などを好む人達に多くみられ、すでにアメリカではよく知られた概念であるということです。集中力が落ち、疲れやすく、めまい、吐き気などに襲われますが、日本の医者はこのことを知らず、うつ病や自律神経失調症などと見立ててしまうことも多いという。
体にいいと思っているスポーツドリンクにも、500mL飲むと、角砂糖6,7個分が含まれています。確かに、薄甘さがありますよね。だから、清涼飲料水をガブ飲みして昏倒してしまう人が世界でも日本でも増えているということです。知らずに糖質中毒になっている恐ろしさです。
糖質のもたらす危険 白いごはんをお腹いっぱい食べてはいけない
今、糖尿病の疑いのある人が、男性で約2割、女性で1割いますが、隠れ血糖値以上の人を含めると、相当な数になると考えられます。こうなってしまったのは、「食事が欧米化した」から、肉を多く食べるようになったこととは関係ありません。主食と言われるごはん等の炭水化物=糖質の取りすぎに問題があるのです。
私たちの祖先は、わずかな食糧を食べて生き延びてきたので、私たちのDNAは、白いごはんをお腹いっぱい食べることに対応していません。
食べ物が食べられなくなると、私たちは体の中の成分を分解して血糖値に変え、命を保ちます。祖先の多くは、いつ死んでもおかしくない飢餓状態に置かれていたので、「血糖値を下げすぎてはいけない。チャンスがあったら糖質をとりなさい。」という指令が脳にプログラミングされています。だから、私たちは「生き延びるために、糖質を取るようにできている」ので、糖質を取ると幸せを感じるセロトニン等が脳内に出るのです。
ところが、現代は飢えることなどありません。今は、快楽のために、糖質をとり、糖質中毒になって、肥満だけでなく様々な体調不良を起こしているのです。
糖質のもたらす危険を知り、正しい食事術ことが大切
現代の日本人は、稲作を始めた弥生人よりも、狩猟採集をしていた縄文時代のDNAを強く受け継いでいるそうです(国立博物科学館 神澤秀明より)。縄文時代は1万2千年も続いており、ここ100年程の食生活の急激な変化に、DNAがついていけるわけがないのです。
縄文時代の食生活を考えると、自然に生育していた穀類も食べていたようなので、米などの穀類の消化・吸収には問題ありません。ですが、精製したものはなかったし、穀類を大量に食べるということもなかったはず。さらに、白い砂糖は絶対に存在していません。
白い砂糖を溶かした飲料は、食事時間以外にも、いつでも取れます。だから、今飲もうとしているものが、どのようなものかを知らなければいけません。野菜ジュースを飲むことで、野菜を食べたことにはなりません。大切な食物繊維がなくては、野菜の働きが行かせない上に、味の調節のために甘い味が加わっていもます。そして、白いご飯のようにお腹にたまるわけでも無いので、無制限に飲んでしまうというリスクがあります。
また、和食だからヘルシーとは限りません。ごはん、味噌汁、漬物となると、糖質に加え塩分も多くなるからです。「おそらく、私たちにとって本当にヘルシーな和食とは、縄文人が食べていたようなもの」というのが、著者の考えです。健康だと思われているジュース類を飲まないとか、炭水化物を減らすということに加えて、何をどのように食べることが、健康を守るために大切なのかの「食事術」がこの後に続きます。
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