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平安神宮の枝垂れ桜と仁和寺の御室桜は、4月中旬頃まで味わえる花見

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平安神宮のある岡崎公園には、京都市立博物館や京都近代美術館、さらに、若冲や琳派などの作品を多く所蔵する細見美術館もあり、京都を訪れた時にはよく行くエリアです。

そこにドカンとあるのが、平安神宮の大きな赤い鳥居。その奥には白砂利の広場が続き、建物も広そう。だけど、中に何があるのかわからず、「大きい鳥居」という印象だけで興味を持つことはありませんでした。

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平安神宮の枝垂れ桜は4月10日過ぎでも見頃

4月10日過ぎてから京都に旅行することになり、もう、ソメイヨシノは終わっている。この時期残っている桜はと調べたら、平安神宮の枝垂れ桜は見頃とのこと。今まで外からしか見たことなかったので、初めて「平安神宮神苑」に足を踏み入れることになりました(入場料:600円)。

そして、とても驚きました。入ってすぐ、枝垂れ桜に溢れかえっているのですから!!

一緒に行った友達とテンションはいきなり上がり、首が痛くなるほど上を向いていたり、写真を次々とったり。そこだけで、舞い上がってなかなか進めない。驚きの美しさです。

どちらかというと情緒のやや欠ける(個人の感想)鳥居の奥に、こんなに美しい庭園があったとは、本当に驚きました。

この時期に満開なのは、有名な「八重紅枝垂桜」で、150本もあるとのこと。他の種類も入れると300本もの桜があるのです。

だから、庭園を進んでいっても、緑の中にきれいな桜がそこかしこで咲いており、舞い上がったフワフワした気持ちが続きます。

椿の花も咲いており、桜とのコラボがなんとも素敵かわいらしい。

中間地点を過ぎたころに、大きな池があり、建物もあります。これは、「尚美館」という迎賓館です。

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平安神宮の枝垂れ桜と谷崎潤一郎

文豪谷崎潤一郎の『細雪』に、この平安神苑の枝垂れ桜の事が書かれています。

大阪に住む主人公一家が、花見だけは毎年京都と決めており、1泊2日ででかけていくのですが、あちこちの花の名所を回ったあと、最後に訪れるのがここ平安神宮で、花見のクライマックスを迎えます。

「この神苑の花が洛中における最も美しい、最も見事な花であるからで、円山公園のしだれ桜がすでに年老い、年々に色あせていく今日では、まことにここの花をおいて京落の春を代表するものはないといってよい。」(『細雪』より)。

また、庭園は明治初期に造園業「植治」7代目の作庭家、小川治兵衛(じへい)が20年かけて築いた最高傑作。京都では由緒ある造園業の家柄で、今も当代11代目が家業を受け継いでいます。

少し肌寒かったので、コートを着ています。

結構、長い時間歩きましたが、桜の美しさと庭園との調和に、心から満足しました。ただ、門を出てからの白砂利は、草履が取られて、少し歩きにくかったです。

場所と行き方

京都駅から地下鉄烏丸線に乗り烏丸御池駅で乗り換え、地下鉄東西線烏丸御池駅から東山駅まで。あとは徒歩10分です。

人数がいれば、四条河原町あたりからタクシーでも。10分程です。

平安神宮の枝垂れ桜の後は、遅咲きの仁和寺の御室桜を

午前中に平安神宮で、枝垂れ桜を堪能した後は、足が疲れているので、ゆっくりとランチをしたらいかがでしょう。十分に足を休めることが、お花見には欠かせません。

谷崎潤一郎が最高であると言っている枝垂れ桜を見たあとですので、別の種類の桜を見るのがおすすめです。ソメイヨシノはもうピークは過ぎていますから、そうなると、遅咲きの仁和寺の御室桜がピッタリです。こちらも遅咲きで、ちょうど4月半ばころに満開になるのです。

平安神宮は左京区で、仁和寺は右京区。左右を横切る感じで、ちょっと遠いですが、それも足休めになりますし、京都の春の景色や電車を楽しめます。

バスを使わない行き方

市営東西線:東山駅→太秦天神川(7駅 12分)
徒歩で嵐電天神駅へ(5分)
京福電鉄嵐山本線:嵐電天神川→:帷子ノ辻(3駅 6分)で別ホームにて乗り換え
京福電鉄北野線 :帷子ノ辻→御室仁和寺 (5駅 7分)

480円で、40分程で着きます。途中、タクシーを使ってもいいですが、バスは時間をロスするのでやめましょう。

上から桜が降ってきたような枝垂れ桜から、すぐそこに花がある低木の御室桜の魅力は、全く別のものです。見頃も重なるので、この趣の違う2つの桜を是非味わってみてください。

京都のお花見は混みますが、古都の味わいの中でのお花見には別格の魅力があります。だから、渋滞を避けて電車や徒歩を組み合わせて移動したり、街中をちょっと離れて穴場スポットに行ったり、時期をずらしたり、工夫次第で快適なお花見になります。
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