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京都でのお花見というと、お寺や神社での桜は外せませんが、無料で楽しめる桜並木が続く名所があり、広々としていていいものです。
京都でお花見しながらお弁当 鴨川と賀茂川
京都市内を流れている川と言えば、鴨川ですね。街の中心部の四条大橋や三条大橋では「鴨川」ですが、上流に行くと、「賀茂川」と漢字表記が変わります。どうしてでしょう?
鴨川には多くの橋がかかっており、四条大橋から上流に向かって、7番目の橋が賀茂大橋です。ここは京阪電車の出町柳駅の近くになり、この橋のところで、鴨川は2つに分かれ、きれいな「Y」字のようになり、左(西側)は賀茂川となり、右が高瀬川となるのです。
総称としてこの川を呼ぶ時は「鴨川」になりますが、では、なぜ個別の名前があるのかというと、この合流点より下にある神社を「下鴨」、上にある位置するものを「上賀茂」としたからということです。なるほど~~、そう簡単に変えられるものではないのですね。
京都でお花見しながらお弁当を楽しむ賀茂川の半木の道
前置きはここまで。賀茂川の上流に、半木の道(なからぎのみち)と呼ばれる紅枝垂桜の名所があります。
賀茂大橋から4つ上流に行った北山大橋から、5つ目の北大路橋の約800mの間の東側の堤防道に、1970年代からに枝垂れ桜が植樹され、その後も時間をかけて大切に育てられ、多くの人が楽しむこの美しい並木となったのです。。
見頃は、ソメイヨシノが散り始める頃で、4月中旬寄りの遅めになります。ソメイヨシノとは違った濃い紅色の花が垂れさがる様子は、なんとも華やかで色っぽい。
半木の道という名称は、すぐ近くの京都府立植物園の敷地内にある「半木神社」にちなんでつけられました。
鴨川をはさんで対岸の岸の芝生にブルーシートを広げれば、桜並木を眺めながら、川のせせらぎや涼やかな風を感じながら、お弁当を広げてゆったりと食べることができます。鴨が川で遊んでいたり、野鳥が飛んできたりして、お寺では味わえない、京都のお花見ができます。
お弁当の後には半木の道をゆっくりと歩き、桜並木を観賞。棚で枝垂れ桜の枝を支えているので、桜のトンネルを楽しむことができます。
行き方
[北側から]
市営地下鉄北山駅より徒歩約10分。
市営バス北山橋東詰バス停から徒歩約2分。
市営バス植物園前バス停から徒歩約3分。
京都でお花見しながらお弁当を楽しむ京都府立植物園
半木の道の東側が、植物園になります。「半木の道」の途中からも入園できます。入場料は200円必要ですが、ここには、役130品種・450本の桜があり、3月中旬の「寒桜」から4月下旬の「菊桜」まで、長い期間、桜が楽しめます。
大正13年に開園した、日本で一番古い公立総合植物園で、甲子園球場約6個分という広大な敷地であり、約1万2000種類の植物が植えられているので、春には桜以外にも、いろいろな植物の華やかさを楽しむことができます。
正門から入って西側、左斜め上に進むと観覧温室があり、その前にソメイヨシノとチューリップが同時に咲く、夢のような時期があります。
4月上旬だったら可能ですね!!
正門入り口からしばらくいくと「大芝生」という広々した場所があり、ここでブルーシートをしいて、お弁当を食べることができます。
京都でお花見しながらお弁当のまとめ
府立植物園なら3月からお花見して外でお弁当を食べて楽しむことができますが、ちょっと寒い。春の気配に負けて薄着にならないよう、用心にダウンが必要ですね。ソメイヨシノ満開の4月5日頃でも油断はできません。暖かい羽織ものを持っていきましょう。半木の道が満開の頃の4月中旬になれば、寒さを気にせず、賀茂川のせせらぎを感じながらお花見をし、お弁当をここちよく食べられそうですね。
水、花、緑に満ちた賀茂川で、春を満喫したらいかがでしょうか?