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6月2日のがっちりマンデーは、毎年恒例の2018年に上場した注目会社、「エーアイ」「極東産機」「フレアス」3社の調査です。
番組予告より
★「極東産機」…畳の老舗メーカーが、職人の技を全自動に!今、そんな全自動装置よりも売れているというあるものとは一体?
★「エーアイ」…文字を打ち込むと自由自在に喋る!皆さんも聞いたことがあるあの声、実は合成音声かも?
★「フレアス」…施術師が全員「国家資格」を持っている訪問マッサージ!今までになかった、○○が適用するマッサージ!出演者
VTR出演
極東産機(株) 頃安雅樹社長
(株)エーアイ 吉田大介社長
(株)フレアス 澤登拓社長
極東産機とは
昭和23年に、兵庫県で畳の製造機器メーカーとして創業しました。全日本柔道連盟の公認畳になるなどのメーカーです。一般消費者向け商品として「組立式和風マット」「リバーシブル畳」や、「ウォッシャブル畳」など、オリジナルの畳商品を多数企画・製造。
職人が手で縫っていた畳の技術から、コンピューター式畳製造機「コンパクトライン」を、世界で初めて作り出しました。手で縫うと1日6枚程しかできなかった畳が、120枚程できるということです。この機械は1台で3300万円するのですが、国内の畳屋さんの4割が導入してい
さらに、人気なのが、自動壁紙糊付機いるのです「アスリードアレックス」です。1台43万円ですが、内装職人さんの9割が使っているのです。壁紙を貼り付ける前に、壁紙に糊を自動でつけることができるのです。1枚10秒程で、糊がつき、端っこには多めに付く等、きめ細かい工夫がいきわたっています。
現在、売上90億円で、100億円をめざしています。
エーアイとは
2003年に音声合成に特化したメーカーとして創業し、自由文音声合成エンジン「AITalk®」の技術を生かし、売上を伸ばしてきました。
日本語の自然な発声が含まれる短い200文章を、独自で開発。その文章を読んで録音し、そこから、合成音声をつくることで、自然な日本語をつくりだしています。
合成音声は、電話の自動応答システムから始まり、防災行政無線、カーナビ、PND、道路交通案内での利用、スマートフォンでの音声対話機能など、生活欠かせないものになっています。また、有名人の声での音声合成を活用したプロモーション、ゲーム機での利用など、活用分野はどんどん拡がっています。
その特異な技術により、2014年には、Japan Venture Awards 2014にて、「中小企業庁長官賞」を、音響学会にて、「技術開発賞」を、東京都ベンチャー技術大賞にて、「大賞」受賞しました。
2018年には、マザーズ市場に上場し、予想PERが60を超える人気銘柄になっています。社員36人で、7億円の売上というのですから、伸びしろがいっぱいですね。
フレアスとは
番組予告を読んで、「マッサージの仕事が、会社となって上場している?」そんなことが可能なのか、と驚きを感じたのが、この「フレアス」でした。マッサージは、合理化できる仕事ではないし、施術者への支払い額を調整できるものではないと思うからです。
フレアスは、私がイメージする街中や、ホテルでもマッサージではなく、「活動困難者」へのマッサージという訪問マッサージサービスを提供している会社でした。全国に102の拠点を持ち、利用者は1万人を超えています。
まず、ケアマネージャーからの紹介を受け、医師の同意の元、訪問でのマッサージ、それも、「高付加価値マッサージ」を提供するというビジネスです。保険対象の施術になります。
また、マッサージ師をほとんど正社員として確保し、さらに、定期的に研修を受けさせ、スキルチェックもしています。
利用者数は、過去5年で1.9倍になっているとのこと。確かに、これからの時代のニーズはありますね。
マッサージは、個人は小さく営業しているものと思っていたら、こういう切り口があったのかと、新鮮な驚きを感じました。
まとめ
現在、米中摩擦で、日経平均は、不安定な状態ですが、こういう内需向けのこれからの企業には、あまり影響はありませんよね。
今回の3社で、華があるのは、時代の先端をいく、音声技術の「エーアイ」ですが、すでに割高株になっているので、畳やマッサージという古典的なアイテムを生かした「極東産機」や「フレアス」を、買ってみるというのもありですね。