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2019年3月10日(日)のがっちりマンデーのテーマは、”「儲かる町」…地方の小さな町も独自のアイデアでがっちり!”です。
和歌山県の白浜には、東京のIT企業が、北海道東川町には、留学生が殺到しています。また、香川県三豊市は、集めたゴミを燃やさず、しっかり儲けているのです。
番組内容
★海沿いの町、和歌山県白浜町ではIT企業を誘致してがっちり!?白浜オフィスの魅力「景色の良さ」で東京の企業が殺到中!?
★北海道の小さな町東川町で行なっているのは「株」と「日本語学校」?なぜかたくさんの外国人が移住し、東川の魅力の虜になっていた!
★香川県三豊市では燃やせるゴミを燃やさずにがっちり!?
VTRには、白浜町役場総務課企画政策係 大平幸宏さん、三豊市市民環境部部長 小野守一さんと (株)エコマスターセンター長 鎌倉秀行さん、東川町長 松岡市郎さんが出演され、それぞれの町の取り組みをお話されます。
和歌山県白浜市のIT企業
和歌山県に、IT企業が移っているというのは、何年か前にTV番組でみたことがありました。目の前に海が広がり、通勤時間は減り、家族との時間が増えて、移住してよかった、という人が出演していて、IT企業っていいなーと思ったことを覚えています。
ITの聖地南紀白浜。
和歌山県も白浜町も企業誘致に躍起😃
そしてそれが大成功してる。
IT企業さん、起業しようとしてるアナタ!白浜には素晴らしい環境とバックアップ体制があるの。
都会の狭っ苦しいオフィスで仕事しますか?
リゾート地白浜でのびのび仕事しますか?😃 pic.twitter.com/YvatdH3bpj— yashoo (@yas_waka111) January 16, 2019
この取り組みは、町がH16年に民間企業の保養地を買い取って貸事務所にしたところからスタートしています。でも、これも、すぐにうまくいったわけではなく、空き室の期間が5年もあったりしました。
ところが、H27年に、総務省のテレワーク推進の地域実証事業の委託先に選ばれたことで、変わってきました。電話やメールでの仕事なら、場所を選びませんから。
美しい自然があり、ゆったりとした空間のオフィスなのに、家賃が安く、また、「南紀白浜空港」もある。一度がはずみがついてからは、トントン拍子に進みました。
東京にもオフィスを持つ会社では、仕事の効率が、この白浜オフィスの方が、20%も上がっている、という実績もあります。
県は、町内の遊休施設をオフィスにして、和歌山県を、「日本のシリコンバレー」にしたい、という大きな構想を持っています。
香川県三豊市のゴミは?微生物
「可燃ゴミ」は燃やすものですよね。でも、その常識を破ったのが、香川県三豊市です。
これは、欧州で盛んな先進モデルでトンネルコンポスト方式といい、「可燃ゴミ」を「資源」に変えるという方法なのです。取り組んだのは、三豊市が日本で初めてです。
生ゴミなどを発酵、分解して、資源に変えるのです。
燃えるゴミを、細かく粉砕する→微生物がついた土や木くずをゴミに混ぜ合わせる→奥行が35mの薄暗い倉庫の中へ
17日間放置すると
①生ゴミを微生物が分解して、熱を発生して、70度にまでなる
②生ゴミ以外のゴミがパリパリに乾く
③乾燥した紙類を、大きな機械にいれて圧縮
④筒型のかたまりが出てくる。高温で燃える燃料になるので、石炭の替わりとして使える。ゴミの石炭
⑤近所の製紙会社に1キロ3円で販売。価格は石炭の4分の1
この新しいヨーロッパでみつけてきたのは、民間企業の「エコマスター」(三豊市)を運営している海田周治さんです。すばらしい着眼点ですね。年間売上は、2億7千万円となり、儲かっています。
三豊市が、ゴミ焼却場を立てて入れば、50億円はかかりますが、この事業の施設は約16億円で完成。さらに、この費用は、前出の「エコマスター」が払うので、三豊市の負担は、ゼロです。
ゴミの問題は、自治体の仕事と思っていましたが、目のつけどころで、みんなが儲かる方法があるのですね。
北海道東川町のアイデア
東川町は、北海道旭川市の隣にあり、「大雪山国立公園」の区域内に位置する、人口8200人の小さな町です。日本全体で、小さな地方のの町は過疎化が進んでいますが、東川町は、ここ20年程で、人口が2割も増えているのです。北海道の129ある町で、人口が増えているのは、スキーが人気のニセコ町と、ここ東川町だけということです!
町長の松岡市郎さんは、「誰も手をつけないことに、チャレンジすること」というポリシーで、行動を起こしています。
公立の日本語学校
2009年から、短期滞在の日本語学習者(海外からの留学生)を受け入れる事業を始め、2015年には、全国初となる公立日本語学校を設立しました。
8.28(火)東川町立東川日本語学校、学校法人北工学園旭川福祉専門学校へ
訪問させていただきました。東川町では町全体が色々な部分で協力し、しっかりとした受入れ体制で約300名もの留学生へ日本語教育されていました。
ご丁寧なご対応大変ありがとうございました。 pic.twitter.com/qSuk7G222M— FarmCareer (@ehelpers) August 28, 2018
なぜ、留学生が東川町立日本語学校にくるかというと、学費が半分くらい安いからと。その秘密は、町営の日本語学校には、国からの補助金が出るため、民間の学校よりも、グッと安くできるからです。
留学生集まることで、先生として他県から移住してきたり、教員の定年退職者が再就職したりしています。また、若い人が増えたことで、カフェが25件から60件に増えています。商店街の売り上げもあがり、税収も増え、いいことだらけです。
ひがしかわ株主制度
国の株主優待制度を利用したもので、株主になるには、東川町の事業から、好きなものを選び、1口1000円で株を買うというものです。
当初2000人の株主目標が、3万人もの株主がいます。それは、株主になると、東川町に無料で6日間泊まれるなど、メリットがあるからです。人が集まることで、お店もどんどんきれいになり、他にはない美しい自然と共存している。町の魅力と、自治体の頑張りの結果があってですよね。すばらしいです。
まとめ
人口減少社会になって、小さな自治体は、消滅してしまうと言われていますが、自分達の問題して考えることができる人がいれば、町は変わっていくのだなと感じます。
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