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2019年3月10日(日) の日曜美術館は、「奇想の画家たち~江戸絵画に見る“前衛芸術”~」です。
今や大人気となった伊藤若冲ですが、少し前までは、忘れ去られた絵師でした。それが2000年の京都国立博物館での「没後200年 若冲展」で、図録が売り切れる程の人気となり、火がついたのです。
番組内容
伊藤若冲は、戦後に「再評価」されるまでは、忘れ去られた画家だったのです。歴史の中に埋もれた知られざる傑作に再びスポットを当てたのが、1970年に出版された「奇想の系譜」でした。
そこには、日本画のイメージを覆すような、前衛的で、自由奔放に新たな表現を追い求めた絵画の数々が掲載されていました。それらの絵はなぜ描かれ、そしてなぜ表舞台から消えていったのか?その秘密に迫ります。
2009年に、上野の東京国立博物館で、天皇陛下の御即位20年記念 特別展「皇室の名宝」があり、私はそこで『動植綵絵』(どうしょくさいえ)を生でみて、ドハマリしました。当然混んでいて、ジッとこらえて、ジワジワ前に進んで見ました。
それまでも、美術展の情報などで見たことがあり、興味を持っていたのですが、生の迫力はすごくて、鶏などの生物はもちろんのこと、花びらの一枚一枚からも話かけられているような気になりました。
若冲だけでも、心がいっぱいでぐったりなのに、さすが皇室なのですばらしいものが多々あり、フラフラになりながら、混んでる中、合計3回見ました。
当然、「奇想の系譜」はすぐに買い、ワクワク、ドキドキしながら、読みました。そこに取り上げられている絵は、おぞましさがあったり、キモかわいかったり、おもしろくて漫画のタッチのようであったり、エネルギーにあふれ、そして、美しい。すっかり虜になりました。
奇想の画家たち
今、東京上野の東京都美術館でが「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」をやっています。地下鉄の駅にも、ポスターがはってあって、「早く行かなきゃ!」とあせっていました。
この美術館での若冲の数年前の『動植綵絵』と三仏像が揃った時の美術展は、2時間以上、雨の中を並びましたからね。
3月9日土曜日午後3時半ごろに行きました。チケット売場は並んでいましたが、10分以内で買えました。混んではいましたが、若冲→蕭白→芦雪→又兵衛と続いて、ワクワクが止まらない、というものでした。
白隠、山楽、其一(順番違うかも)と続き、あと一人のコーナーとなったところが国芳で、渋滞している。足はかなり疲れている。浮世絵は、他のより小さいから、進まなくなるのですね。でも、耐えました。
この絵師たちは、才能にあふれ、自由奔放に描いていたのをビシビシ感じました。出口にたどりついた時は、5時過ぎてた。すばらしい企画だから、図録を買おうかと思ったけれども、見た興奮がまださめやらす、「もう一度見よう」と思い、お土産は買いませんでした。
でも、日曜美術館で放送されると、メチャコミになるのでは?という心配が・・・。でも、、多くの人に知ってもらいたい、という気持ちがあるので、明日の放送が楽しみです。
出演者
- 出演
- 明治学院大学教授…山下裕二,横尾忠則,文化功労者、元・多摩美術大学学長…辻惟雄,
- 司会
- 小野正嗣,高橋美鈴