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松竹座 十月歌舞伎感想 昼の部 『華果西遊記』分身右近と笑三郎

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松竹座、十月公演の昼の部の幕開きは、右團治主演の『華果西遊記』です。 先代の 猿之助 が 若手のために作った作品ということですので、 右團治は 右近時代に何回も演じているようですが、私は初めて見ました。孫悟空の 扮装も動きもよく似合っているし、話は面白い。七月歌舞伎座で、 海老蔵が夢の中で孫悟空になっていましたが、なんだか違和感が。右團治の方がいい。愛嬌があります。

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松竹座 十月歌舞伎感想『華果西遊記』 孫悟空分身の右近のかわいさ

いろいろ見どころのある演目でしたが、一番心をつかまれたのが、やはり、右近ちゃん。父の右團治の孫悟空に、仲間の危険を伝える、孫悟空の分身として登場します。右團治の衣装のミニで、子ザルなのですね。これが、破壊的にカワイイ💛💛💛

夜の部のように何回も出るのではなく、登場は1シーン。限られた時間です。でも、そこがとっても濃いのです。また、先日の歌舞伎夜話で、右近ちゃんがセリフと立ち回りを一部実演してくれていたので、期待は高まり、「これかー!!」と、感動が倍増します。

まず、花道の揚幕のあたりから「ご注進!ごちゅうしーーん!!」と聞こえてきます。このセリフは実演してくれていました。これだったのかと、ドキトキが始まります。花道から本舞台に上がります。もともとかわいいのに、子ザルで、右團治と同じような動作をするのですよ!!

そして、如意棒をくるくる回しながらの立ち回りになります。これも、歌舞伎夜話で、鳴り物の撥を使って見せてくれていました。その時も、「オーッ」と驚きの声があがったうまさだったのですが、なんと、4人の人の上に乗ってやるのです。地面に立ってやるより、不安定なはず。だから「エッーー!」「右近チャーン、スゴーイ!!」と。

最後に、三蔵法師等、仲間を助けるために、右團治の孫悟空と一緒の宙乗りになります。足に雲の模様のようなものをつけています。大小でお揃いの衣装を着た親子が、スルスルと上がっていきます。右團治が手手前で、2階席からは角度的に、ミニ孫悟空が見えにくかったのですが、ちょっとした角度で観えるのを、必死でのぞき見します。

そして3階に上がって大きな拍手となり、このシーンが終わります。あまりの舞い上がりで、終わったら、気が抜けました、その後のシーンになっても、「もうミニ孫悟空は出てこないのか・・」と、完全なロス状態。そこから、悪を退治する面白い場面が始まるのですがね。

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松竹座 十月歌舞伎感想『華果西遊記』 笑三郎のドロドロ感がいい

三蔵法師たちをだます美女、実は妖怪の蜘蛛の精を笑三郎がやっています。笑三郎は、新橋演舞場の「ナルト」の大蛇丸(オロチまる)で、おどろおどろした妖しい魅力に、驚かされたばかりです。

その時のブログです。

「本来女形の笑三郎。もともと背も高いし、鼻も高い。こういう人が真っ白い顔に黒髪、青い化粧をすると、凄みが出るんですね。」

「前半は、この大蛇丸の悪の華っぷりが凄いです。両腕を封印されて、ベッドに横たわり、痛みにうめいているところ。白い包帯と手袋しているところ。語尾をねっとりと引く中性的な言葉使いとともに、なんとも妖しく毒々しく、歌舞伎の悪の美しさが全開です!!」

今回も、このネットリ、おどろおどろした美しさと出会えて、嬉しい!!初めは女王だったのが、実は蜘蛛の化け物で、三蔵法師たちをさらいます。そして、宙乗りのあと、孫悟空が仲間を助けに行ったとき、隈取をした蜘蛛の化け物となって、ジャーンという感じで登場します。

蜘蛛なので、歌舞伎では、投げると、細くて長い紙の紐が広がって、蜘蛛の巣のようになる小道具を使います。蜘蛛の化け物は姉妹でなので二人いるのですが、ねっとりとしたおどろおどろした迫力は、笑三郎の独壇場です。クセになる毒と美しさです!!

松竹座 十月歌舞伎感想『華果西遊記』 まとめ

三蔵法師は、かわいい女形の米吉です。くりくり坊主頭が良く似合うし、とても美しいです。夜の部のお小姓の時よりも、 女役よりの発声をしています。

ストーリー展開もいいし、手品やら立ち回りやら、変化があり、若手の活躍もあるし、思いもよらず、楽しい演目でした。今回は、右近ちゃんが加わって、さらにさらに楽しくなっているという感じです。時間がない方は、この演目だけでも、幕見で観るのをオススメします。

さらに、口上が観られれば、なおいいでしょう。今回は、二代目市川齊入 、三代目市川右團次の襲名披露公演なので、御曹司の口上ではないので、違う味わいのあるものでした。

齊入も、夜の部では吉田家に使える局を、昼の部では庶民のおかみさんをの役を演じています。この度の公演で、グッと親しみがわきました。これからも注目していきたいと思います。

また、右近ちゃんの話に戻りますが、子役の成長を見られるのは数年しかありません。将来も活躍してくれるでしょうから、今、観る事をおすすめします。

大阪松竹座「十月大歌舞伎」公演は、二代目市川齊入 、三代目市川右團次の襲名披露公演で、猿之介、海老蔵が出演という豪華版。また、目玉に、二代目市川右近ちゃんの大阪初お目見えがあり、大阪まで遠征。昼夜公演とも観てきました。まずは、夜の部についての感想です。
右近ちゃんは、膝までの短パンに、黒のジャケット、水色のネクタイという、袴姿とは違う姿で登場です。あまりのかわいさに、おもいきり拍手をしました。右團次もその辺はわかっていて、「チケットがすぐに売り切れたのは、右近のおかげですね、」と。
「ナルト」の漫画は全く知りません。が、「ワンピース」も知らないで楽しめたし、若手の巳之助と隼人のダブル主演ということで、これは観なくてはと。毎月歌舞伎を観るので、席は3階ですが、土日はチケット取れず、平日の今日の観劇、満席でした。
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