松竹座 十月歌舞伎感想 昼の部 『華果西遊記』分身右近と笑三郎
松竹座十月公演の昼の部の幕開きは、右團治主演の『華果西遊記』です。 先代の 猿之助 が 若手のために作った作品ということで、 右團治は、 右近時代に何回も演じているようですが、私は初めて見ました。孫悟空の 扮装もよく似合っているし、話は面白い。
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松竹座十月公演の昼の部の幕開きは、右團治主演の『華果西遊記』です。 先代の 猿之助 が 若手のために作った作品ということで、 右團治は、 右近時代に何回も演じているようですが、私は初めて見ました。孫悟空の 扮装もよく似合っているし、話は面白い。
大阪松竹座「十月大歌舞伎」公演は、二代目市川齊入 、三代目市川右團次の襲名披露公演で、猿之介、海老蔵が出演という豪華版。また、目玉に、二代目市川右近ちゃんの大阪初お目見えがあり、大阪まで遠征。昼夜公演とも観てきました。まずは、夜の部についての感想です。
「女殺油地獄」は、仁左衛門が、20才の孝夫時代に演じ、その後当たり役になっていることは、歌舞伎ファンならご存ですね。そして、2009年に、さよなら歌舞伎座公演で「一世一代」を演じて、与兵衛を卒業したことも。今回は、幸四郎の襲名公演です。
七月の大阪松竹座は、毎年「関西・歌舞伎を愛する会」ということで、上方歌舞伎の名家、松嶋屋が出演することに加え、最近は、同じ上方歌舞伎の坂田藤十郎の孫、中村壱太郎が良い役で出演するので、楽しみがプラスに。さらに、松本家の襲名披露もあります。