七五三での母親の着物選び。小紋ならどんな色・柄?帯や小物選びは?

七五三は、子供の健やかな成長を祝う、家族の大切なイベントです。
3歳を祝う時の被布、5歳の男の子の袴、7歳の女の子の振袖、本当に可愛いですね。
子供が和装の礼装ならば、お母さんも、是非着物を着ていただきたい。着付けなどの手間はかかりますが、和装の子供との写真映りも素敵になりますし、着物にしかない特別感が味わえます。

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七五三での母親の着物選び。まず、着物の種類を知る。

着物を選ぶためには、基本的な着物の種類を知っておくと、便利です。

着物には、「格」というものがあります。「格が高い」ものは、「フォーマル」になります。

フォーマルの分類

礼装   黒留袖・色留袖・振袖

略礼装  訪問着・付下げ・色無地

水色:訪問着/ピンク:付下げ

日常的に着るものが「カジュアル」になりますが、その中でも、染の着物(柔らか物)と、織の着物に分かれます。

カジュアルの分類

染の着物  小紋

織の着物  紬・お召・木綿・ウール

織りの着物は、日常的に着物を着ていた時代の普段着ですから、これは、七五三には着ません。でも、小紋は、フォーマルの着物と同じく「柔らか物」であり、日常のお出かけ着であって幅広い種類があるので、選び方次第で、七五三に着ることができます。

さらに、着物には「紋」というものがあり、背中の一つ紋が付いていない無地なら、カジュアルに分類され、小紋と同格になるのですから。つまり、小紋と無地は、フォーマルにも、カジュアルにもなるということです。

七五三での母親の着物選び。小紋は柄付けによって変わる

小紋は、カジュアル感が強いものから、花柄のワンピースのような華やかなものと、ビジネスで着るスーツのようなかしこまった感覚のある上品なものがあります。

花柄の小紋

七五三におすすめなのは、上記のような「総柄」という、全体に模様がある華やかなものではなく、花柄であっても「飛び柄」という、無地の部分が多く、規則的に小柄な模様が配置されているタイプのものです。また、この写真の右側は紫ですが、基本は、柔らかい明るめの色がおすすめです。

飛び柄の小紋

また、小紋でも背中に1つ紋が入っていれば、それもフォーマルになります。

この小紋は総柄に飛び柄となっていますが、柔らかい色味の色数を抑えているので、よそいき感があります。そして、背中に「縫い紋」が入ることで、略礼装の格に上がっています。

なお紋には、大きく二種類あり、はもう1つ「抜き紋」というものです。こちらのほうが格が高く、男性のフォーマルな黒羽織や、結婚式に着る黒留袖には、この抜き紋がついていますね。

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抜き紋

七五三での母親の着物選び。江戸小紋もフォーマルにも。

江戸小紋は、細かい模様を白抜きにした型染で、遠目から見ると無地に見えるほどです。江戸時代の武士の裃に使われて発展した染め方ですので、上品さや奥ゆかしい美しさがあります。また、帯を変えれば、フォーマルにもカジュアルにもなるので、着物好きになると、1枚は欲しくなる着物です。

江戸小紋には多数の柄がありますが、その中でも、「通し(とおし)」「行儀(ぎょうぎ)」という3つの柄が、最も格の高い柄です。

江戸小紋 鮫柄

左:通し  右:行儀

この、きちんと並んだ細かい模様が、格の高さを表します。これらは、無地と同じように、背中に一つ紋を入れば、略礼装としてフォーマルな場にも着用することができます。

でも、七五三は、結婚式などと違って、家庭内の行事ですから、必ずしもそカチッとしたフォーマルにしなくてはいけない、というものではありません。

一緒に参加される、両家のご両親の思いもあるでしょうし、また、和装にされるかどうかによっても違います。七五三は子供が主役なので、親はそれよりも目立たないことが大切なので、格下の着物でもかまわないのです。ですから、カジュアルな雰囲気でいくのであれば、小紋や無地も、紋をつけなくても、問題ありません。

七五三での母親の着物選び。小紋に合わせる帯と小物

着物を小紋に決めたら、次は帯です。帯には、お太鼓を結ぶ名古屋帯と、お太鼓を二重にして結ぶ袋帯があります。礼装は、通常袋帯です。小紋でしたら、どちらでも合わせられます。

名古屋帯にもフォーマルな柄があります。袋帯なら、あまり豪華すぎないものが合わせやすいです。

フォーマルな柄の名古屋帯

豪華すぎない袋帯

小物合わせ

着物と帯が決まったら、帯揚げと帯締めを選びます。白は礼装用となり、小紋だと合いませんが、濃色だとカジュアルになるので、淡い色を基準にした方がいいです。特に帯揚げは、淡い色にしてください。帯締めで、全体のコーディネイトを仕上げます。着物も帯も淡い色の場合、多少色味のものをもってきてもいいです。また、金銀糸の入ったもにすると、フォーマル感がでます。

着物を着ていることで、格が上がる感じになるので、手持ちのものやお母さまのものを生かし、似合っていると感じられる組み合わせで着てください。そして、これを機会に、着物好きになっていただければな、と思います。

七五三は、家庭内のお祝い事なので、母親の着物はフォーマル(訪問着や付下、紋付の無地)にしないといけない、ということはなく、小紋であっても、色や柄を選べばふさわしい装いになります。着物、帯、帯揚げ、帯締めと着るものが決まれば、次は草履選びです。

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