「敬老の日」には、何をしたら喜ばれるのでしょうか?孫が小さいうちなら、かわいい手作りプレゼントや、「肩たたき券」とかもよいし、写真でも喜ばれるでしょう。でも、孫が大きくなったら?孫の成長とともに、祖父母も高齢になる。そうすると、何かをプレゼントしたくても、欲しい物もなくなっていくのが普通。そもそも、孫がいなかったらどうするの?
敬老の日を手料理で祝うことができるなら
敬老の日も9月15日と決まっていたのが、9月の第3月曜日と変わりました。これにより、連休を利用して、実家に帰るなど「顔を合わせる時間を持つこと」がしやすくなりました。でも、実家が遠い場合は、夏のお盆に帰省しているのに、また・・というのは無理ですよね。
だから、手料理で祝うホームパーティができるのは、何かの区切りの年や、比較的にご近所に住んでいる場合になりますよね。手作り料理で、一緒に食卓を囲むことができれば、一番のプレゼントではないでしょうか?
自分の足で歩き、健康な生活をおくるためには、高齢者もお肉を食べないといけいない、というのが常識になっています。だから、お肉と旬の里芋を組み合わせ、お醤油味の煮物ではないレシピ2種を紹介します。
敬老の日のレシピ 里芋と肉団子のピリ辛スープ
ちょっとしたピリ辛なら食べやすいし、結構が良くなり、健康にもプラスです。
材料(4人分)
合いびき肉 200g
しょうが汁 大さじ1
干ししいたけ 2~3枚
里芋 4個(450g)
いんげん 6本
春雨(乾) 50g
ねりごま 大さじ2
豆板醤 小さじ1
しょうゆ・酒・塩・こしょう
(作り方)
1.干ししいたけは水で戻し、細かく切る。里芋は皮を剥いて、一口大に切る。
いんげんは1/3に切る。春雨は戻して半分に切る。しょうがを下ろして絞り、しょうが汁をつくる。
2.ボウルに合いびき肉と刻んだ干しいたけを入れ、しょうゆ、酒、しょうが汁各大さじ1、こしょう少々で下味をつけ、もみ込む。
3.里芋を鍋に入れ、かぶるぐらいの水を加えて火にかけ、下ゆでをする。煮立ったらゆで湯を捨て、ざるに上げる。(省く場合は、4以降ぬめりが多く出るので、おたまで取り除く)
4.鍋に、干ししいたけの戻し汁と水を合わせてカップ6と、里芋を入れて火にかける。沸騰したら吹きこぼれに注意して弱火で10~15分程煮る。
5.戻した春雨といんげんを入れ、再度沸騰させる。2の肉種をティースプーンで小さくまとめて鍋に落とし入れ、さらに4、5分煮る。
6.肉団子が浮いてきたら、塩小さじ1、酒大さじ2、練りごま大さじ2、しょうゆ小さじ1、豆板醤小さじ1を加えて味を調える。
里芋のトロトロ感、春雨のツルツル感、コクがあってピリッとしたスープ。体に優し~い感じです。
敬老の日のレシピ 里芋と豚肉のナンプラー煮
タイ料理等、東南アジアの料理が人気となり、ナンプラーを家庭料理に加えている方も増えてきています。日本人の口になじみやすい味ですし、お醤油色にならないのも、新鮮ですね。
材料(4人分)
里芋 500g
豚肩ロース(塊) 300g
オクラ 5本
ナンプラー 大さじ3
砂糖 大さじ3
(作り方)
1.里芋は皮をむき、大きさに合わせて縦に2~4つに切る。豚肉は1cmに切る。
2.里芋と豚肉の下ゆでを同時にする。鍋に里芋とたっぷりの水を入れ、火にかける。煮立ったら、豚肉を入れ、ひと煮立ちさせて、取り出す。その後、鍋の湯を捨て里芋を取り出し、水でぬめりを洗い落とす。
3.鍋に水カップ2、ナンプラー、砂糖各大さじ2と豚肉を入れ、煮立ったら蓋をして、弱火で20~30分間煮る。
4.肉が柔らかくなったら、里芋と水カップ1、ナンプラー、砂糖大さじ各1を入れ、落とし蓋をして、里芋が柔らかくなるまで10~20分煮る。オクラは、鍋を火からおろす前に、サッと煮る。
いろどりに里芋と同じヌルヌル系のオクラを入れると、ヌルヌルにスープが絡んでさらにおいしいです。
豆板醤に、ナンプラーと、一般的里芋料理からはちょっと違う味付けです。ホームパーティに、新鮮さを添えていただければと思います。
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