宙組「神々の土地」東京新人公演 瑠風輝、夢白あやに優希しおん

宝塚で「神々の土地」新人公演を観たことで、東京新人公演が気になっていた時、CS放送の宝塚ニュースで、「宙組新人公演トークコーナー」がありました。

出演者は、ラスプーチン瑠依蒔世、フェリックス鷹翔千空、皇女オリガ天瀬はつひ、イリナ夢白あやの4人です。公演を作り上げるまでの思い、苦労話、宝塚の本番で感じたこと、東京新人公演へかける思いが聞けて、東京公演を断然観たくなりました。

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チケットを探したところ、1階後方の下手側のチケットがあり、そこなら上級生入場も見られる、ということで観劇を決定!

宙組東京新人公演 瑠風輝ドミトリーが貴公子に見え、夢白あやイリナと心が通う

宝塚での印象は、「男役は難しいんだな、新人だからしかたないのだろう」というものでしたが、東京公演では、主演の瑠風輝のドミトリーが、外見からもすっかり大人になっていました。前髪を立ち上げてすっきりとした感じ。髪色も明るくなったよう。お化粧も研究したんじゃないでしょうか。とにかく、宝塚の時より、グンとあか抜けていて、それだけでも本役のロジンと違って見えました。

さらに押し出しが良くなり、自分の考えのある大人の男として存在していました。貴公子としての気品、知性も感じられました。

宝塚では、純朴な若者で、友人のフェリックスにリードされているように見えていましたが。今回は堂々としていて、フェリックスからも、友情だけではなく、皇室の一族として、一目置かれている存在に感じました。変わるんですね!!

イリナの夢白あやは、なんといっても研1ですから、「うるわしのイリア」と言われている人に見える、美人で上品ということだけで十分でしたが、番組で「気持ちは作れていても、声にだすと一定になってしまっているところが多い、とアドバイスしていただいた。大人っぽくしようとしすぎて、声が小さくなったり一本調子になってしまっていたけれども、東京では、心も声も大人っぽくなれたら」。確かに淡々としていてたなと。

二人が成長したせいでしょう。ドミトリーとイリナの最初の雪景色のシーンが、生き生きとしたものになり、気持ちの動きが見えました。だから焚火の前で踊って、後半、コートとマントを脱ぐのは、「心が燃えているんだな」と思えました。ここで、いいスタートが切れているので、最後まで感情をのせて観ることができました。主演が変わると、舞台全体が生き生きとしますね。

ただ、瑠風輝の滑舌については、男役、娘役の主要な役付きの中では、一番悪いかなと。早口の時や、周りがうるさいシーンだと何を言っているのかわからない時があります。歌はいいのだから、今後の努力に期待します。

宙組東京新人公演 一番驚いた役、ゾバール優希しおん

宝塚の新人公演では、主要人物に気をとられていて気づかなかったのですが、東京では、ジプシー酒場の場面で「これは、ダレッ!!!!!」と。

反王室として活動する庶民のリーダーで、本役は桜木みなと演ずるゾバールです。

仲間と酒場で踊るダンスがすごい迫力で、怒りのエネルギーがマグマとなって抑えられない、というのがドーンときました。それが、役にも反映されていて、よく通る低くめの声で、王室に対する怒りを燃えたぎらせていました。革命が起きる必然を、強烈に感じさせる存在でした。

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帰りにトイレに並んでいたら、後ろの二人連れが「今回一番良かったのは酒場のシーンだわ」と言っており、思わず、「そうですよね!迫力ありましたよね!」と振り返ってしまい、しばらく盛り上がりました。一人で観ていたので、「あれは誰なんだろう、すごかった、私だけ?」という思いがウズウズしていて、「ヤッパリ!!」と嬉しかったのです。

帰ってから本公演のパンフを見たら、酒場にいる少年ミーチャを演じているんですね。帽子をかぶっているし、子役だし、この底力はわからない。ラインダンスに出ているようなので、本公演で探すのが楽しみになりました。

宙組東京新人公演 思い入れを感じる瑠風輝のあいさつ、夢白あやの涙

宝塚のときは、決まりきったことばでの、淡々とした挨拶に感じ、主演も3回目となるとこんな感じなのかと思いました。でも、今日は違って、熱のこもった挨拶でした。

見る側として、心を動かされる芝居ができていたし、本人もやりきったという感じがあったのではないでしょうか?「高い高い壁で」と言ってましたし、「朝夏さんには、本当にお世話になった」という時は涙声でしたから、本当に大変だったのだと思います。宝塚の時とは、全く違うものになっていますから。

下手の端から3番目に並んでいる夢白あやも、最上級生の挨拶の時に唇をかみしめながらも、涙が一筋こぼれていましたし、瑠風輝の挨拶では、じっと見つめていました。

新人公演は、過去1回しか観たことがなかったのに、宙組「神々の土地」は、宝塚も東京も観てしまいました。これは、まず、好きな先生の良い作品だ、ということがあります。良い作品ならば、成長の可能性も高いでしょう。「これはダレッ?」と驚かされる興奮も味わいました。

東京では、なかなかチケットが取れませんが、新鮮な感動があり、「成長を見守る」という宝塚の醍醐味を味合うためにも、新人公演も観ていきたいと思いました。

本公演に感動し新人公演も観ようと、当日券のために朝8時半ごろから並びました。前に並んでいる若い女子によると、2階最後列の当日B席よりも、1階立ち見のほうが絶対にいいということであり、美しい作品だったので近くで観たくて立ち見券を買いました。

 

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