相国寺の特別拝観へ 地下鉄利用で京都の紅葉を着物で楽しむ 

相国寺(しょうこくじ)には、地下鉄烏丸線今出川駅で降り、徒歩5分程で着きます。今出川駅は、京都駅から5駅目で10分程(260円)で、地下鉄を使った方が、バスより早く着きます。秋の特別拝観では、鳴き龍のある法堂や、方丈、開山堂庭園を見ることができます。

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京都の紅葉を着物で楽しむ 相国寺法堂の鳴き龍

相国寺は、京都五山第二位に列せられる名刹で、人気の金閣寺や銀閣寺、その他90を超えるお寺を末寺としています。すごいことですね。

江戸の人気絵師若冲が帰依した寺ということで、若冲ファンなら一度は行ってみたいお寺ですが、紅葉のお寺としては特に人気というわけではないようで、京都駅から行くのに便利な割には、12月上旬の週末ながら空いていました。遅い時間だったのもあるとは思いますが。

相国寺は、四世紀末、室町幕府三代将軍の足利義満により創建された後、幾度も焼失と復興の歴史を繰り返してきました。特別拝観になっている法堂は、一六〇五年に再建された日本最古の法堂建築です。

法堂の高い天井には、大きな円の中に狩野光信筆龍が描かれています。説明してくれる方がおられて、「龍の目を見ながら進んでください。」と。どこに行こうと、必ず龍の目と焦点があっているような気がします。さらに、自分が歩いているのに合わせて龍が首を振っているようにも感じます。

法堂内で手を「パンッ!」と叩くと、音が返ってきます。それが、龍から発しられているようで、鳴き龍とも呼ばれています。私たちしかいなかったので、「ほんとだー」などと楽しんで確かめあいました。

京都の紅葉を着物で楽しむ 開山堂、方丈の庭にひたる

開山堂は、江戸時代に桃園天皇の皇后の恭礼門院の黒御殿を移築した建物だということです。

庭園は、白砂が広がり、紅葉のコントラストが美しさを醸しだしています。背景は赤松林ということで、「マツタケが取れるのかな?」などと勝手な事をいいながら、景色を楽しみました。空いていると、本当に心地よい。

方丈の裏に回ると、細長い敷地の中に庭園があります。川の水が枯れてしまっているかのようなうなうねりのある掘り込みがあり、山中の景色のような雄大さを感じます。

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小石がごろごろありますが、その下は砂になっており、建物の雨水の排水を兼ねるという一風変わった構造になっているとのこと。

開山堂の静けさとは違い躍動感があり、また、紅葉も華やかに色づいているのにも、力強さを感じさせられる庭園でした。

京都の紅葉を着物で楽しむ 相国寺 承天閣美術館

紅葉を味わった後は、承天閣美術館へ。相国寺内になりますが、別料金になります。入り口で履物を脱いであがります。美術館は結構疲れるので、特にヒールのある靴を履いている時には足休めになります。

ここには、金閣寺や銀閣寺、その他の末寺から集められた、国宝5点、重要文化財143点を含む優れた文化財が収蔵されています。

注目は、伊藤若冲が壁画を描いた重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」の一部が移設さてれている第二展示室。

水墨画「鹿苑寺大書院旧障壁画 月夜芭蕉図床貼付」と「葡萄小禽図床貼付」があります。美術展で見るのとは違い、若冲の絵が生かされていた空間に接することができ、新たな感動があります。

若冲は、ここ数年大人気ですが、人気の元ともいえる「動植綵絵(サイエ)」30幅は、この相国寺に寄進されたものです。のちに宮内庁に献上されました。

外の庭を見ることができる部屋もあり、絵も空間にも寺院らしい安らぎを感じられる美術館です。

相国寺からは、御所の今出川御門方面に出られます。ここからはいって、御所の紅葉を楽しむこともできます。また、同支社大学のレンガ作りの建物もなんとも美しく、歴史を感じます。地下鉄今出川周辺は、比較的混雑せず、見どころの多い地域です。

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