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宝塚「ビューティフルガーデン」みりおの闘牛士、れいちゃんの姫は?

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花組「メサイア/ビューティフルガーデン」は宝塚で2回観ました。衣装はきれいだし、スターは多いし、観ている時は楽しかったのですが、観た後の高揚感が残らない。それが、なぜなのか?先日、東京公演の初日を観劇して、わかりました。説明しないとわからないシーンが、邪魔をしているんだなと。みりおのキャラ設定も、それでいいのか?と思うし。

宝塚「ビューティフルガーデン」感想 好きなシーン

後半のユキちゃん(仙名あやせ)が男役を引き連れて踊る「第7章 ニューヨークのカーネーション」から、フィナーレまでは、宝塚らしい美しさに溢れていて、好きです。みりお(明日海りお)だからこそのキラキラがあり、今の花組だからの美しさですね。

また、プロローグから、マイティ(水美舞斗)ミツバチで中心になるラインダンス、れいちゃん(柚香光)が中心で白い衣装で傘を使って踊るシーン。ここまでは、とても良くて、気持ちのベクトルが上がっていきます。

宝塚「ビューティフルガーデン」感想 みりおと闘牛士

でも、次の「アンダルシアの赤薔薇」というところで、盛り上がりが止まる。「スペインの国民的英雄、伝説の闘牛士マニュエル・ロドリゲス、通称マルテ」の物語。でも、そんな人、知らんし。それでも、みりおが闘牛士姿のコスプレが似合うとか、キレのいいダンスが踊れるというならいいのですが・・。宝塚で2回観た時から感じていた、なぜ、ピンクの長靴下?その前までが、充実して良くなっている分、そこだけ浮き上がるほど、違和感が。

多分、これは、スペインの闘牛士の正装なのでしょう。日焼けした褐色の肌色に、黒い髪、濃い顔、筋肉隆々。こういう人には、おそらく、この派手な色が似合う。でも、みりおは、妖しい少年ができる人なのですよ。真逆です。それもあって、恋の話にしたのでしょうが、短い時間に、ストーリーを詰め込んでいて、魅力ではなく、理屈が前にでていて、感情がついていかない。マイティにとっては、牛役としてみりおを襲い、良かったですが。

ユキちゃんの男を破滅させる女優は、黒いレースを使った衣装で、かなり危険な感じでしたが、みりおに肉感がないから、妖しくなりません。だから、舞台の上から下がっている、赤いバラの中心に涙を含んだ瞳がある、妖しく色っぽい装置がちぐはぐでした。

ただし、ちなつ(鳳月杏)はとてもよかった。いい声で、ドラマチックな感じが出せる。やっぱりちなつは、こういう色気のあるシーンが似合うなと。これは、ちなつとユキちゃんでやればよかったんじゃないの?と思えるシーンでした。そうはいかないでしょうが。

宝塚「ビューティフルガーデン」感想 歌謡曲メドレーから、れいちゃんの姫

次は、アロハシャツを着て、スターが歌謡曲を歌いつぐ。このシーンが単独では悪いわけではありませんが、それまでの濃厚な世界から、いきなりちゃぶ台の前に座ったような感じ、とでもいいましょうか。夢から、現実に戻るといったように、感情のベクトルが変わる。れいちゃんとか、ある意味似合いすぎてて、湘南の海にいるお兄さん方のようです。みりおとゆきちゃんは別ランクの衣装ですが。この二人に、この世界感が似合っているとも思えないし。

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そして、最もよくわからなかった「ローマの白百合」のシーン。前にも書いたけれど、れいちゃんのお姫様役が、似合ってるとは思えない。せっかくのみりれいにシーンなら、男同士の物語を作ってほしい。今回観て、みりおはカールした髪で、なかなか素敵なビジュアルだと気づきました。アキラがみりおに意地悪するような、いいからみもある。れいちゃん姫に納得がいかなくて、気を取られていて、いいものを見逃していました。

宝塚「ビューティフルガーデン」感想 まとめ

「ビューティフル ガーデン」では、みりおが主演のシーンで、説明が必要なのに、簡単に展開してしまうシーンが二つもあり、感情がついていけず、印象で楽しむショーの邪魔をしているのだなと。明るいシーンとか、よくあるシーンの1人の女をとりあってケンカになるとかだと、短い展開でもわかるのですけどね。コンパクトに物語をまとめられていない、とでもいいましょうか。

みりおだったら、体育会家の闘牛士とか剣士ではなく、文化系で、もっと繊細なキャラクターで作れないものなのでしょうか?宮廷絵師で、年上の貴族の奥様ユキちゃんに思いを寄せるとか。貴族の衣装なら、二人とも綺麗だし。だいたい「メサイヤ」で立ち回りのシーンがたくさんあったのに、もう、戦いはいらない。そういうことは考えないんでしょうか?

コメディタッチのほのぼのしたものでもいいです。ユキちゃんが大人っぽいから、少年があこがれる女性にする物語とか。「みりおだからこその魅力」をもっと引き出す設定を考えて欲しかったです。でも、後半はとても美しくて、脳内にいいものが溢れてくるのがわかりました。

ショーは、スターの個性を引き出しながら、感覚でわかるように作り上げて欲しいですね。

題名からは、春の庭に蝶々が舞うような、明るく健康的なものをイメージしていたので、赤紫や黒を使った衣装、蝶をデザインした舞台装置など、妖しげな展開にびっくり! みりおは、長めにたらした金髪の前髪から、色っぽく、危険な香りのまなざしを投げかける。
花組公演は、宝塚では2回観て、両方とも1階席でしたが、今日の初日は、2階後方のB席の真ん中あたり。あまり、期待していなかったのですが、意外と1階の観劇では気づかなかった見え方があり、芝居もショーも新鮮に感じました。

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