花組「ポーの一族」 みりおは何故最後にエドガーに戻らないのか?
宝塚での1幕目の間延び感は全く感じず、惹きこまれました。東京公演で、いくつか変更点があったようですが、具体的にはわからない。それぞれの人物像が深まり、魅力が増しているのでしょう。一番は、エドガーから目が離せない度が上がっているのを感じました。
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宝塚での1幕目の間延び感は全く感じず、惹きこまれました。東京公演で、いくつか変更点があったようですが、具体的にはわからない。それぞれの人物像が深まり、魅力が増しているのでしょう。一番は、エドガーから目が離せない度が上がっているのを感じました。
劇場に着くと、当日の立ち見席まですべて売り切れ!期待が高まります。みりおエドガーが、とにかく妖しく美しい。透き通るような青い瞳はまさにエドガーだし、華奢な体に襟にリボンを結んだ少年の衣装がよく似合う。綺麗な手先が妖しさを醸し出す。
最前列下手での観劇のレビューでは、センターが遠い分新人公演内の若手が目につく。やはり天華えまがキュートで目立つ。この公演の新人公演主演の極美慎も確かに華やかで目立つ。さらに、楽しそうに踊っていて目がいったのが、遥斗勇帆。天彩峰里の表情がかわいい。
eプラス貸切公演、当選のお知らせがきた時、わが目を疑いました。 「S席1階〇〇番」 心を落ち着け、2階ではないことを確認し、東京宝塚公演のパンフレットで席をすぐ確認。下手のいいところ!!! 「わーーーーーーーーーっ!」という感じで、ヅカ友にすぐ連絡しました。
「やりきりましたっ!!思い残すことは何もありません!!!ありがとうございましたーーー!!!!!」怜美うららとコンビを組んだ「神々の土地」は、二人の魅力を引き出す、本当に良い作品。見るたびに心にじんわりきます。良い作品で卒業できよかったですね。
この舞台で、しーらん(壱条あずさ)が退団するということでショック。紅ゆずるの星組を、支えていくものと思っていました。しーらんの挨拶は、「ガッツがあれば何でもできると思っていました。でも、辛いこと、悔しいことがあって涙した。だから、それで成長できた。ファンの人がいてくれたからここまでこれました、ありがとう。」という内容でした。
観劇前、会場がザワッとしたと思ったら、なんと、ジェンヌがぞろりと入ってきたのです! 「ハンナのお花屋さん」メンバーでした。始まる前から盛り上がったわけですが、幕が開くとさらに楽しい。紅緒もおてんばぶりが身についている。伊集院少尉のビジュアルの凄さ!!!
大空祐飛さんの時代にヘビーに観ていたので、その時のメンバーには目がいきます。愛ちゃんは、ラスプーチンがとてもよかったし、りくちゃんのダンスは柔軟性があり好き。澄輝くんは繊細な美しさにも磨きがかかっている。怜美うららは芝居では相手役。
ドミトリー(朝夏まなと)とイリナ(怜美うらら)の心に秘めた想いが、最初からググッと感じられ、ロシアの雪景色からくるどっしりとした重さを感じることができました。自分が心から愛する人だから「自分の生きたいように生きる」ということをお互い尊重する二人。
宝塚での印象は、「男役は難しいんだな、新人だからしかたないのだろう」というものでしたが、東京公演では、主演の瑠風輝のドミトリーが、外見からもすっかり大人になっていました。見る側として、心を動かされる芝居ができていたし、熱い挨拶でした。