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合成洗剤を使わないのがナチュラルクリーニングです。これのいいところは、天然のものなので、合成洗剤を使う時のような手荒れはないし、自然にも人にもやさしいことです。合成洗剤の主成分は界面活性剤で、「水と油をすぐになじませる」という特徴があります。すぐに油汚れが取れて「いい洗剤」と思っているものは、その分「強い」という場合が多いです。ナチュラルクリーニングは、汚れの性質を知って中和反応で落とす掃除法です。基本は、重曹とクエン酸があればできます。
ナチュラルクリーニングの効果を、古いマンションの黄ばんだトイレタンクの上の手洗いで試す
築40年以上の古いマンションに事務所を借りている男性の知人がおりまして、内装はとても素敵なのですが、トイレをお借りすると、掃除はされていても、ひつこい黄ばみが残っています。もともと男性が事務所にしていたものを借りられたということで、こびりついた黄ばみに対する対処がなされないまま借りて、今日に至ったようです。
トイレタンク上の手洗いの所も強く黄ばんでいるので、お聞きすると、古いマンションで配管の取り換えができず、水に鉄サビが混じっているので、だんだんひどくなる。洗剤で洗っても、ハイターをしても、黄ばみは取れないのでかたがないとのこと。。確かに、ただの黄ばみよりも赤味がかっています。
ナチュラルクリーニングの効果を試したいので、このガンコな黄ばみが取れるものなのか、まずタンクの上の手洗い部分でやってみたいと申し出たところ、「是非、やってください」と。
トイレの汚れにはクエン酸が主役な訳
トイレの汚れは、台所やお風呂の汚れのように皮脂や油を含んだものではなく、水垢や尿石(白~茶色)が中心となります。水には少量のミネラル(マグネシウムやカルシウム)が含まれており、尿にはカルシウムが含まれています。それが、水分が蒸発することで水垢、尿石というガンコな汚れとなるのです。尿石が蓄積していって、便器の内側等にこびりつくと、ガンコな汚れとなり、トイレ独特の臭いニオイとなります。
水垢、尿石はアルカリ性の汚れです。ですから、酸性のクエン酸を使うと、中和反応で汚れの性質が変わり、はがれやすくなります。今回は、タンクの上の手洗い部分なので、水垢ということになります。
ナチュラルクリーニングの効果を発揮させて黄ばみを取る方法
用意するもの
・クエン酸
・キッチンペーパ
・サランラップ
・クエン酸を水で溶かすためのタッパーなどの容器
・ゴム手袋
・かき回すスプーン等

クエン酸
効果を見るために、右側だけに試してみます。
クエン酸での掃除方法
1.日々のお掃除にクエン酸水を使う時は2~5%にしてスプレーボトルに入れて使うのが便利ですが、今回はかなり強力な汚れなので、クエン酸の量の3倍くらいの量の水に溶かし、30%濃度程度にしました。
2.ゴム手袋をし、キッチンペーパーを1枚ずつクエン酸水につけ、軽く絞ってから、トイレタンク上の手洗い部分に貼り付けていきます。今回は比較のために、2枚を使用して右側だけを覆いました。その上をさらにサランラップで覆い、クエン酸パックをします。水の流れる真ん中の穴にはかぶらないようにします。
3.その後、2時間程放置しました。この間に用事をすませられるので、手間はかかりません。さらに、どうなっているのかが楽しみでもあります。
4.クエン酸パックをはがす時に、ちょっとこすってみて、汚れが浮いているようなら、すべてはがします。
5.台所用のスポンジや劇落ち君などのスポンジでこすります。そのあと、きれいに水でながします。
ナチュラルクリーニングの効果がありありと。黄ばみが見違えるように取れた!!!
まず、クエン酸パックをはがしただけで右側の汚れが薄くなっていました。知人に見てもらったところ、それだけでも「すごいね!」と。
それから、スポンジでこすると、みるみるきれいになってくる。かなり強敵と思っていましたが、この効果に、こするのが楽しくなってきました。
取れにくいところは、劇落ち君のスポンジを使ったところ、多少とれましたが、普通のスポンジと大きな違いはないかと。それよりも、クエン酸をいかになじませるかのほうが大切だと感じました。
半分だけすっかりきれいになって、なんだか嬉し楽しです。知人も「ホントにきれいになるんだ!」と驚き、喜んでくれています。
今度は反対側に、重曹も使った方法を試すことにしました。
下記に続きます。
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