五月歌舞伎座初日観劇 菊之助長男和史君が丑之助襲名 祝幕は宮崎駿が
令和になって3日目の5月3日、「團菊祭五月大歌舞伎」夜の部に行ってきました。 夜の部の目玉は、菊之助長男の和史君が、「絵本牛若丸」にて、役者の名跡、七代目丑之助を襲名すること。父の菊之助の子役時代の名跡と同じです。これから、本当の歌舞伎役者として踏み出します。
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令和になって3日目の5月3日、「團菊祭五月大歌舞伎」夜の部に行ってきました。 夜の部の目玉は、菊之助長男の和史君が、「絵本牛若丸」にて、役者の名跡、七代目丑之助を襲名すること。父の菊之助の子役時代の名跡と同じです。これから、本当の歌舞伎役者として踏み出します。
昨年の10月に、長唄の名曲である「秋の色草」の舞踏劇で、玉三郎と梅枝、児太郎が共演しました。途中、三味線とお琴で演奏する部分があり、ここを若手二人が琴の生演奏をしました。玉三郎は、きっと将来の「阿古屋」の事を考えているんだと思っていました。
12月の歌舞伎座公演は、昼も夜も玉三郎の指導のもと、若手が初役に挑戦するのが話題です。それも、玉三郎が得意としてきた、人気の演目ばかり。 昼の部は、上方歌舞伎の中村壱太郎(28)が、「お染久松」のお染の七役を勤めます。
「法界坊」は悪い事を平気でする生臭坊主だけれども、愛嬌があって憎めない。そこがおもしろくて、「猿之助がやる」ということだけで、チケットを取りました。だから他の配役は知らず、今日観劇して、美しかったり、かっこよかったりの役があり、楽しかった。
10月歌舞伎座は、 勘三郎の七回忌追善公演 。亡くなってもう7年も経つのかと言う感慨と、でも、 あの時のショック、悲しさは、消えることないという気持ちが、同時に湧き上がります。遺影となる写真を見ると、まだ胸がうずきます。
平成三十年九月の歌舞伎座には、夜の部最後の三幕目に、玉三郎の新作歌舞伎舞踏「幽玄」が出ます。昨年オーチャードホールで初演したものの歌舞伎座版かと。この演目は観ていなかったので、幕が開いて裃に袴姿の鼓童メンバーがズラリと並んだのを観た時は、驚きました!!
今年の納涼歌舞伎も三部制。演目と役者を見て、夏は忙しいし、二部の「弥次喜多」だけでいいかなと。でも、着物好きの歌舞伎初心者達が観てみたいということで、一部を観る事に。いわば付き合いで観たのですが、この一幕目の「花魁草」がとてもよかった!!
美しい人が、美しい人の役をやる。海老蔵の光源氏は、平安時代の夢の貴公子、そのものでした。白塗りの化粧に、伏し目がちな目元、朱赤の唇がなんとも色っぽい。どの衣装も美しく、良く似合っていて、光の君そのものです。
昼の部、「三國無雙瓢箪久(さんごくむそうひさごのめでたや)出世太閤記」の三幕目、大詰めに登場したのが勸玄君の三法師。前の二幕目が長くて、ぐっ...
五月歌舞伎座昼の部は海老蔵主演で、「雷神不動北山櫻」。これは、単独でも上演される人気演目の「鳴神」や「毛抜」が、本来の通し狂言の中に盛りこまれ、前後のストーリーがわかる上演となり面白さがアップ。海老蔵は五役を早変わりで勤めます。