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eプラス貸切公演、当選のお知らせがきた時、わが目を疑いました。
「S席1階〇〇番」
心を落ち着け、2階ではないことを確認し、東京宝塚公演のパンフレットで席をすぐ確認。下手のいいところ!!!
「わーーーーーーっ!」という感じで、ヅカ友にすぐ連絡しました。
星組東京「ベルリンわが愛」最前列ならではのお楽しみ
下手だったので、銀橋のセンターから上手はよく見えませんが、下手で止まることもよくあるので、ワクワクです。「ベルリン」では、今回退団するしーらん(壱条)の芝居が下手で結構ある。銀橋下手二人で芝居の時は、目の前!オオーッ!!!
かなりな金髪に脱色しているため、髪が痛んでいるようでした。きれいにセットしているのだけれども、切れ毛で、前髪にフワフワと短い立った毛が・・・。そうでしょう、そうでしょう、これだけ脱色していれば相当痛むでしょう。
目の前ながら、オペラでしーらんが左胸につけているブローチを確認し、さらに、アイメークを見ました。昨日、スカステのしーらんの出たトーク番組を見ており、お化粧へのこだわりを話していたのでね。しーらんのことを、「星組イチ、化粧がきれいと」言う床山さんがいたそうです。
すぐ目の前の人をオペラで見上げている姿は異様だったと思いますが、もうチャンスがないですからね。なお、ファンと思ってくれたのか、ショーでちらりと見てくれたようにも思います(個人の見解)。
また、紅さんが、この作品のためにアンティークのカフスボタンを買ったというのを読んだので、同じく銀経下手の芝居で、オペラで手先の動きを追い、確認しようとしましたが、ジャケットに隠れてしまい無理でした。見せるためでなく、役作りのために用意されているのですね。爪にきれいなベージュのネイルを塗っていました。
最後の駅のシーン。背景の絵がとてもリアルで美しいのに気がつきました。奥行を感じさせ、このまま電車が進めそうです。全体にセンスはいい背景でしたが、衣装も含めて地味な感じがして物足りませんでした。が、ここは素敵でした。下手には人がいなかったので、観察できた結果です。(物語がおもしろかったら、ジミに感じなかったのかも)
星組東京「ベルリンわが愛」観劇しながら、チグハグさを分析
村の初日と千秋楽で観ているので、今回が3回目です。イマイチなのはわかっていたので、最前列の下手側で行われている芝居を楽しみつつ、ムラで初日から感じていたチグハグさを分析していました。初日で感じた一番の違和感は、前半のラブコメ的明るい展開と、後半にナチスが出てきて威圧的な空気になることです。不快感を感じました。
前半の、トーキー映画を初めて作るということに比重を置き、しっかりとしたエピソードがあり、苦労したけど成功しましたっていうだけでも、十分な物語になるのでは?映画作るまでが軽すぎます。そこがしっかり書けていれば、ナチスの役を重要なものにしなくても、最後に、映画を自由に作りにくくなったから、ベルリンを離れることにしました、でまとまるでしょう。
テオ(紅)は映画を作ることについて熱く語っていますが、言葉が空回りしていて、私には、その情熱は伝わってきませんでした。それが、なぜなのか、このたび、はっきりわかりました。レーニ(音波)を主演女優にしていることです。
レーニ(音波)は、初めはコメディタッチでいい感じです。今回、特に振り切れていてとてもいい。ショービジネスの世界で長く生きているなら、これぐらいの押し出しがあっていいでしょう。テオも最初は「これぐらいアクがあってもいい」と言っている。これは脇キャラということですね。さらに、オーディションの準備のシーンでレーニの発声練習では、周りの人が眉をしかめている。ってことは、歌や声がとてもいいというわけではない。美人という設定でもないし、化粧もひどいようだ。なのに、主役って・・・。他にいなかったとしても、初めから何かを感じた(かわいいと思った?)ジル(綺咲 )がいるのに。違和感満載です。
そして、肝心の撮影のシーンでも、レーニはおかしな演技をして、笑いを取っている。テオは全くの演技指導をしない。舞台の進行上、目先の笑いを取るのにはいいのでしょうが、この映画の設定としてはおかしいでしょ!!主演女優がお笑いだったら、ロマンチックな恋物語の映画は大成功しないでしょう。そのあとのハインリッヒ(瀬尾)の二枚目ぶりと全くかみ合わない。映画作りを真剣に行っているように思えません。ここまでが軽い。映画作りに情熱をもっているとセリフで言っているだけで、舞台の上では矛盾した演出が行われています。
また、ジルとも恋愛感情がそんなにあるようには見えません。仕事上の師弟関係のようでした。ユダヤということもあり、お互いの仕事上の都合もあり、一緒に逃げた、という感じ。前作のスカピンでは、お互いの心が見えなくて、苦悩から理解になり、真の愛情を確かめ合うお似合いのトップコンビだなと思ったのに。もったいないことです。
星組東京「ベリンわが愛/ブーケ・・」貸切ならではのお楽しみ
ムラの初日から笑いを取っていたヴィクトール(天寿)の発声練習の場面。何がくるかと思っていたら、「イーーーーー」と言いながらのけぞり(上手で鏡の枠があってよく見えないので違っているかもしれませんが)、また「イーーー」と言っている。その後に「プラスッ!」と。最初意味がつながらなかったのですが、「eプラス」と言っていたのですね!もちろん受けていました。その後、テオ(紅)が来て、サッと「eプラス」と言ったと思います。
お芝居のほうはそのくらいでしたが、レヴューでは、シャンソン・ド・パリのカイちゃん(七海)が出てくる場面で、しきりに「イーーープラス!!」が発声されていて、笑いと拍手が起こっていました。後半で、紅さんも言っていました。夢心地の観劇なのと、入れ方がうまいので、具体的な場面は忘れてしまいましたが、とても受けていました。
最後の紅さんの挨拶で「イープラス」の発音が微妙で、客席に「ん?」という空気がただよった時、紅さんがすかさず「噛んでしまいました、やりなおします!」と。こういうところは、本当に間のいい人ですよね!そのあとも、ちょっと怪しい発音があり、客席がザワリとしたのをすぐにつかんで「噛んでませんよ~」と。紅さんは、生でしゃべると本当におもしろい。美しい人だからこそのギャップですが。また観ようという気にさせてくれます。
最前列は、特別な席です。レビュー「ブーケ・ド・タカラヅカ」はムラで観た時から、きれいで気に入っているので、期待感一杯。そして、楽しい発見が一杯ありました。