宙組「神々の土地」新人公演観劇 瑠風輝主演  

本公演で感動した後、翌日9月5日の6時からが新人公演だと気が付きました。日中に用事があったのですが、朝と夕方は空いているし、宿泊している友人宅は大劇場まで15分ほど。当日券を買おうと朝8時半ごろに劇場に並びました。隣に並んでいた新公はほとんど観劇している若い女子によると、今回はすいてるとのこと。確かに私も4、50番代ぐらいかと。ちっとも後ろが来ない。これだと2階最後列の当日B席も買えそうでしたが、彼女が1階立ち見のほうが絶対にいいということであり、良い作品だったので近くで観たくて、私も立ち見券にすることにしました。

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新人公演 立ち見券にしてよかった!

当日B席もまだあった時の立ち見券だったので、上級生席がよく見える下手の場所をとりました。劇場にジェンヌが並んで入ってきた時の舞い上がりようったら!もうバクバクです。スッとしていてみなさん素敵💛💛。(アッ!〇〇さんだ、カッコイイ、△△さんだ、ワーッ、なんという美しさ!)と無防備に心がはしゃぐ。朝夏さん、真風さん、怜美さんの際立ちようったら!いくつになってもこのミーハー感がたまらない。生きる力になります。立ち見を進めてくれた隣の女子に心から感謝です。

新人公演の主演は瑠風輝で、本公演では、ドミトリーの同僚でもあります。瑠風さんは、CS放送のニュースで、エリザベートの新人公演主演の様子を見た時に、スラリとしていて、特に首がほっそりしているところがいいし、歌える人だなと好感を持っていました。それよりも、美貌の怜美うららの役イリナができる娘役がいたかな、と配役を確認したところ、なんと研1生の夢白あや!!公演パンフレットで確認すると、鼻筋の通った大人っぽい感じの美人。成績も良いようだし、「これは絶対チェックしておかねば」というのも、新人公演観劇の強い動機でした。

新人公演 主要男役3名

今回主演のドミトリーは、貴族というだけでなく、ロマノフ王朝の一員、まさに貴公子ですが、瑠風さんの生まれ持ったキャラクターでは、ちょっと厳しかったかなと。純朴な若者という感じで、私には大人の青年貴公子には見えなかったです。本役のドミトリーの友人、弟分のようなロマンと同じようだなと思いました。新人公演ですから若く見えるのは当たり前ですが、もう少し押し出しがあれば、見え方が違ったのではとも思います。歌は安定していて、特に高いところはいい声だと思いましたが、セリフになると滑舌に明瞭さのないところがあり、それも幼く感じられるところかなとも思いました。

真風涼帆演じるフェリックスが鷹翔千空。宙組ですからスラリとしているのは当たり前として、顔がとても小さく、抜群にあか抜けたスタイルの持ち主!それもあり、美意識の高い貴族という風情は感じられました。また、低く聞きやすい声で滑舌も歌も良く、難しい役をこなしていました。技術はしっかりした人だなと思っていたら、後で「まだ研3」と知って驚きました!!1番で受かった人で、すでにエリザベートのルドルフを新公でやってるんですね。

本公演ではドミトリーとフェリックスが対等な友人という感じでしたが、新公では、フェリックスのほうが大人で、純粋なドミトリーにからんでいる感じ。それもありかと思いました。

「難しいんだなー」と思ったのが、瑠依蒔世の演じるラスプーチンでした。本役の愛月さんはアッと驚く気持ち悪さがありましたが、そのように演じようとしてる、という感じでした。これは体格の違いも関係しているかなと。愛月さんはガタイがいいので、黒の僧服の動きに迫力が出てくるけれど、瑠依さんの場合、ブカブカに感じてしまう、だから小さく見える。ラスプーチンに従う、ちょっといっちゃった感じの2人の存在も気持ち悪さを増していますが、新公の2人では印象が薄い。でも、こういった気持ち悪さは、今まで宝塚で観たことないものですから、無理もないことですね。

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新人公演 印象に残る娘役3名

研1から抜擢されたイリナの夢白あや。怜美さんとは違う繊細な美人で、ドミトリーに愛され、まわりからも美人と称えられるイリナの役に納得できました。衣装もよく似合っていました。宮廷の舞踏会でドミトリーと踊って回転する時、スカートがふわりと浮いて美しかったのを、今も覚えています。成績がいいだけあって、声、演技も問題ありません。美人の役は、美人にやってもらったほうがわかりやすいです。今回、歌がなかったのも、負担が少なくてよかったでしょう。ロマンチックな物語に説得力を持たせられる娘役として、育ていって欲しいです。

次期トップ娘役の星風まどかが庶民チームにまわり、酒場の娘ラッダをやっていました。庶民ファッションの中でもかわいらしくて目立ち、ドミトリーの同僚コンスタンチンから愛されるのもわかります。歌もあり、やはり違うなと思いました。

皇太后マリアは、本公演で皇太子アレクセイをやっていた娘役の花菱りず。豪華な毛皮のついたドレスも似合い、結構堂々としていて、一番偉い人であるのが感じられました。

新人公演の感想 まとめ

新人公演を観たのは2回目です。初めて観たのが、紅ゆずるが研7で主演を掴んだ「スカーレット ピンパーネル」の東京公演。すでに、宝塚の公演で「スター誕生」のように騒がれていた時です。技術的にはどうあれ、若い貴族としての華、存在感があり、どんなスターになるんだろう、楽しみだなと思ったのを覚えています。それ以来の観劇でしたが、いい作品であることは間違いないので、新人公演で違うニュアンスになっても興味深く観ることができました。

「男役10年」というわけですから、やはり娘役よりも男役のほうが幼く感じる、これは当然のことですね。終演後のあいさつでも「難しい作品で」と言っていましたが、大人の役、高貴な役を、新人が作り出すのは難しいことでしょう。でも、難しいことを経験できるのが新人公演ですから、自分の殻をどんどん破っていって欲しいです。生徒の成長を見守るというのが、宝塚の醍醐味。宝塚での1回目から東京の2回目の公演で、どれだけ変わるのかを楽しみに待ちます(CS放送のタカラヅカニュースになりますが)。

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