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今回のサイエンスゼロでは、弥生人のDNA分析プロジェクトをとりあげます。本当に、生命の神秘を探る技術の進化には、驚かされます。「弥生人のDNAの解析が始まり、日本人のルーツに迫ります」って!「意外な事実がわかった」って何でしょう?子供の頃に覚えた知識が、どんどん変わっていきますね。
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サイエンスZERO(12/23)出演者
ゲストは、国立科学博物館 副館長の篠田謙一さんです。
篠田さんは、古代人の骨にわずかに残るミトコンドリアのDNAを分析して、日本人の起源や人類の世界拡散の様子を研究しています。
国立科学博物館HPの篠田さんの「私の研究」より
「DNAは、子孫に伝えられていくうちに、突然変異を起こして少しずつ変化していくという性質を持っています。」
「私の研究は、このDNAを分析することで、遺跡に眠る人々の由来や周辺集団との系統関係、あるいは彼らの血縁関係などについて調べるのが目的です。」
「DNA分析で得られた情報を正しく解釈するためには、考古学や形質人類学の知識も必要です。ですから研究はチームで行われる事が多いのですが、分野の違う研究者との対話は、研究の新たな可能性や、私たちの知らない思いがけない事実を教えてくれることがあります。それも研究を進めていく上での楽しみのひとつです。」
これを読むだけでも、楽しそうな研究だな、どんな事実がみつかるのかなと、興味がググーッと湧いてきます。
【司会】小島瑠璃子,森田洋平,【語り】大嶋貴志
サイエンスZERO(12/23)弥生人のDNA分析始まる
番組予告より
日本人はどのように成立したのか?遺伝子学や考古学、言語学などさまざまな研究分野の専門家がチームを結成、謎に迫るプロジェクトが動き出した。
研究の柱は弥生人のDNA分析。舞台は、鳥取などで出土した人骨だ。
40体に及ぶ弥生人のDNA分析は史上初めてのこと。
弥生人はどこにルーツをもつ、どんな集団だったのか?縄文人からどのようにして、現代日本人になったのか?
謎に包まれてきた弥生人を最新科学で解き明かす!
鳥取県には、「青谷上寺地遺跡」という、弥生時代前期末(約2200年前)から古墳時代前期初め(約1700年前)にかけての遺跡があります。平成20年3月28日に国指定史跡となっています。
ここでの出土品は数万点にのぼりますが、あっと驚くのが、「弥生人の脳」が発掘されたということです。さらに、戦いによって傷ついたと考えられる「殺傷痕人骨」も注目されています。
12月23日23:30からのNHKサイエンスZEROで、青谷上寺地遺跡人骨のDNA解析について紹介があります。https://t.co/r6b757fXYY#ヤポネシアゲノム
— 長田直樹 (@Naoki_Osada) December 20, 2018
日本人成立の謎は、どこまでわかったのか?
私が習った古代史では、日本では、狩猟で暮らす縄文時代が長く続き、大陸から渡ってきた弥生人が稲作をもたらし、縄文人は淘汰された、というようなことでした。
最近は縄文ブームということで、この夏には、東京国立博物館で「縄文展」があり、行ってきました。教科書でしか見たことがなかった火炎型土器がたくさんあり、それもとても大きいものもあり、感動すると共に、驚きました。埴輪は、かわいいかったり、不思議だったり。
手先の器用な人がたくさんいた職人的な気質を感じ、日本人のルーツがここにあるのだなと思いました。
この縄文人と弥生人の関係は?番組を楽しみに待ちます。