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がっちりマンデー!!(TBS 7時半~8時)は、お金と経済に関する情報番組です。
日曜日の放送なのに、「マンデー」という題名がついているのは、「日曜に経済の勉強をして月曜日から実践しよう!」という趣旨から。
12月9日は、「歌舞伎ビジネスの裏側に潜入」という、私にとっては、とても興味のあるテーマです。歌舞伎座は、ほぼ毎月観劇、時には、大阪、京都まで遠征していますから。
がっちりマンデー(12月9日)番組予告内容
年間興行収入127億円!歌舞伎ビジネスのウラ側に潜入!
歌舞伎チケットの法人営業って?小道具さんもスゴい!
★今回は「松竹株式会社」の歌舞伎ビジネスを特集
★年間興行収入127億円!伝統芸能がここまで儲かる理由とは!?
★歌舞伎俳優の舞台稽古に密着…そこには裏方さんたちの驚くべき職人技が!
★片岡仁左衛門さんに聞く…歌舞伎役者と松竹のフシギな関係
★歌舞伎チケットをバンバン売るスゴ腕社員に密着!
★スタジオには「松竹株式会社」迫本淳一社長が登場!松竹と歌舞伎の知られざるお金のヒミツに迫ります!
舞台稽古は是非のぞいてみたい!!予告動画によると、南座11月の片岡仁左衛門さん主演の演目、「封印切(ふうにんぎり)」ではないかな~?裏方さんのと役者との交流も知りたいです。
https://youtu.be/jtexdJ0bmoQ
東銀座の歌舞伎座の通常公演のチケットは、1等が18000円、2等は14000円とかなり高いです。私は3階の6000円とか4000円の席で観ています。3階は人気ですが、平日でも1等席のよくない席(後方や2階)まで、さばいているのは、団体とかをうまく入れているのだとは思っていましたが、やっぱり「スゴ腕社員」がいるのですね。
歌舞伎と松竹株式会社の関係
番組には、松竹株式会社の社長 迫本淳一(さこもとじゅんいち)さんが登場します。「歌舞伎」は、日本の伝統芸能ですが、国がバックアップしているわけではなく。松竹株式会社が営業しているからです。
松竹映画なら、見た事ある方は多いでしょう。有名なのは「男はつらいよ」ですし、今年の11月からは、篠原涼子と西島英俊主演の「人魚が眠る家」が公開され、ヒットしているようですね。
でも、松竹は、もとはと言えば、歌舞伎興行が発祥です。歌舞伎の人気が低迷している時も、支え続けてきた歴史があります。
歌舞伎の年間興行収入127億円!
松竹の平成30年2月の決算書を見ると、売上は約930億円、そのうち半分強が映画関係からです。
演劇部門は約4分の1強の250億円ほど。歌舞伎の売上は、127億円ということですから、演劇部門の約半分を占めています。
歌舞伎人気は上がっているとは言え、まだまだ映画に比べれば、見たことない人が多い「伝統芸能」という特殊なジャンルです。それなのに、こんなに儲かるのはなぜでしょう?
私が歌舞伎座に行くようになったのは、昭和の後半からで、名優がたくさんいました。でも、その頃、同世代の人は全く興味なく、劇場も年配の方が多かったです。でも、10年ぐらい前からは、「歌舞伎に行ってみたい」と声をかけられることが増えました。
それは、海老蔵などの若手御曹司が大河で主演をしたり、若手の役者が民放のドラマで注目されたりで、お茶の間に登場することが増えたからでしょう。やはり、歌舞伎役者は、普通の役者とは違いますからね。
さらに、演目に人気漫画「ワンピース」や「ナルト」を採用するなど、松竹と役者がうまくタグを組めているのもあるでしょう。劇場の観客が、今まで歌舞伎座に来ていた層とあきらかに違いました。
従来からの歌舞伎ファンで、こういったものは観ない、という人もいますが、逆に、私は、歌舞伎によって、こういう漫画が人気なんだと知って、視野が広がったなと思っています。新たな魅力を発揮した若手もいますし。
片岡仁左衛門さんに聞くコーナー
これが、最も楽しみなコーナーです。仁左衛門さんは、人間国宝であり、今年、文化功労者にも選ばれました。
歌舞伎会の重鎮なわけですが、すばらしいのは、70代にして、まだ十分二枚目として通用することです。持って生まれた顔立ち、姿の良さがありますが、今でもスラリとした姿を保ち、若々しい声での演技が自在にできます。
今年の10月の勘三郎七回忌公演では、歌舞伎の演目きっての二枚目、助六役を演じたのですが、もう、とにかくかっこいい!!セリフもいい!とにかく、幸せな時間をもらいました。
日曜の朝から、仁左衛門さんの舞台稽古、インタビューが聞けると思うと、本当に楽しみです。
がっちりマンデー(12月9日)歌舞伎ビジネスの特集 まとめ
今は、仁左衛門、玉三郎といった大御所のスターから、中堅、若手も活躍もしているいい時期です。また、教育TVでは、「にっぽんの芸能」(金曜日 夜11時~)という番組で、「平成の歌舞伎を振り返る」という特集をしています。この番組で興味を持った方は、舞台は観られなくても、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
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