花組「メサイア」東京初日感想 2階席だから感じた事、ちなつの悪役
花組公演は、宝塚では2回観て、両方とも1階席でしたが、今日の初日は、2階後方のB席の真ん中あたり。あまり、期待していなかったのですが、意外と1階の観劇では気づかなかった見え方があり、芝居もショーも新鮮に感じました。
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花組公演は、宝塚では2回観て、両方とも1階席でしたが、今日の初日は、2階後方のB席の真ん中あたり。あまり、期待していなかったのですが、意外と1階の観劇では気づかなかった見え方があり、芝居もショーも新鮮に感じました。
宝塚で観た時は、関西弁を自由に操っている紅さんが楽しそうだったし、寒いお笑いではなくて安心したものの、東京での二度目の観劇となると、舞台が練りあがって笑いが増す、という感じにはなりませんでした。笑いの合間の美しいシーンに、見応があります。
ぶかぶかの宇宙服を破って出てきたバッディのタマキチは、サングラスもくわえタバコも似合う!「ハッハッハッ」という高笑いも、声に奥行があり、いい!!がっしりと男らしいので、ハツラツとした健康的な悪党という感じ。悪党チームのダンスにしびれます。
いつもと違うクリスマス気分を味わってみたい人におすすめなのが、教会のミサです。信者でなくても参加できるのです。特にクリスマスは、一般の人が多いとのこと。教会の荘厳な雰囲気の中で、心をきれいにして、気持ちよく新年を迎えてみるのはいかがですか?
観劇前、会場がザワッとしたと思ったら、なんと、ジェンヌがぞろりと入ってきたのです! 「ハンナのお花屋さん」メンバーでした。始まる前から盛り上がったわけですが、幕が開くとさらに楽しい。紅緒もおてんばぶりが身についている。伊集院少尉のビジュアルの凄さ!!!
ドミトリー(朝夏まなと)とイリナ(怜美うらら)の心に秘めた想いが、最初からググッと感じられ、ロシアの雪景色からくるどっしりとした重さを感じることができました。自分が心から愛する人だから「自分の生きたいように生きる」ということをお互い尊重する二人。