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なんでも鑑定団(12月11日)川瀬巴水の版画が10枚、本物でした!

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依頼人は、岐阜県でコーヒー豆屋の販売店を経営している森純子(あつこ)さん(74才)。

お客さんの注文があってから焙煎しているこだわりのお店。焙煎を待つ15分間で、お客さんにおいしいコーヒーの入れ方を教えているとのこと。その映像が映るのですが、「最後は雑味が出るので、お湯が落ち切る前に、ドリッパーをはずしてください。」というのに、スタジオの出演者から、驚きの反応が!これは、私も勉強になりました。

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「なんでも鑑定団」に依頼した理由

森さんのお父さんは、美術品や古書の収集が好きで、コレクションの重みで家の床が抜ける程だったと。家族はあきれていたけれども、末っ子の森さんは、お父さんの蘊蓄を聞いており、結婚する時に持っていってくれと言われていました。でも、お父さんは翌年亡くなり、価値がわからないままになっていると。そこで、鑑定を依頼したのですね。

川瀬巴水の版画が10枚も 美しい!

布をかけた大きなボードが運ばれてきます。

「お宝オープン」で布をはずすと、ボードには、版画が上下各5枚ずつ飾られています。

その美しさに客先からはどよめきがおこり、MCたちも口々に「きれいですね」と。本当に美しい。

これは、間違いなく巴水の版画であると感じます。あとは、それぞれにどのくらいの価値があるかです。

川瀬巴水の版画 鑑定結果は?

鑑定は、新版画の版元となった渡邊庄三郎の孫の渡邊章一郎さんがします。現在は「渡邊木版美術画廊」の代表取締役で、鑑定歴は34年の方です。

眼鏡をかけ、版画に顔を近づけてじっくりみていきます。

依頼者の森さんは100万円をつけ、鑑定を待ちます。

鑑定額は、なんと300万円!!

驚きの声が上がり、森さんは、「ありがとうございます!」と。

この理由はまず「1点を除いて全部初摺りです。」版画は、初摺りに一番価値があるのです。

また、巴水の人気の景色により価格は変わります。

1番人気は雪景色なので、「尾州半田新川端」が60万円。この絵は、しんしんと雪が降る中、犬1匹を道連れに川沿いを歩く男の絵です

http://suesue201.blog64.fc2.com/blog-entry-942.html

また、雨や夕暮れにも人気があります。

岡山城の一部を描いた「岡山内山下」(50万円)は、関東大震災の後の一番最初の作品ということで、スタジオでも「オーッ」という反応がありました。

「熊本城宇田櫓」(30万円)を見て、先日熊本に行き、お城の工事の様子を見たので、在りし日の姿に、ちょっと胸がズキリ。

http://www.yamamoto-museum.com/blog/9207/

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1枚、モノトーンの異色の作品がありました。巴水に従軍の経験はなかったのですが、スケッチに行っていると、スパイに間違えられて憲兵によくとらえられることがありました。そこで、「お国のために描いている」という言い訳のために作ったのということです。これが、15万円。

尾州半田新川端 60万円

岡山内山下   50万円

大阪高津    40万円

清水寺の暮雪  30万円

熊本城宇田櫓  30万円

日光街道    30万円

山王の残雪   20万円

土佐室戸崎   20万円

暁の渡河    15万円

鳴沢の富士    5万円(昭和20年代の後摺り)

これで300万円になります。

森さんは、「紙が厚めなのでちょっと心配だった」と。

渡邊氏は、「紙が厚くないと、30度摺り、40度摺りに耐えられないから」と説明。この重ね塗りが、川瀬巴水の風景画に、微妙な色合いを醸し出しているのですから。

なんでも鑑定団(12月11日)まとめ

思いもよらず、川瀬巴水の版画が10枚も見られました。それも、初摺りのものが9枚も!価値のある映像でした。600枚もの作品を生み出したというのですから、まだまだ知らないものがある。また、海外では人気がどんどん高まっているというのも嬉しいです。

それに、価格がわかったのもよかったです。いつか、本物が持てたらなと思える価格でしたから。夢が持てました!!

川瀬 巴水(明治16年 - 昭和32年)は、新しい浮世絵版画である「新版画」を確立した人物です。日本的な美しい風景を叙情豊かに表現し、「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれています。海外ではスティーブジョブスが、愛好していたことは有名です。
新版画は、どこか現代的なデッサンの美人画や役者絵、陰影のある風景画が特徴です。 川瀬巴水は日常の景色や、旅行での日本的な美しい風景を、叙情豊かに表現し「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと人気を得ていきます。
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