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錦秋名古屋 顔見世歌舞伎観劇(1)東京から遠征を決める

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公演名「錦秋名古屋 顔見世」の意味

東京の歌舞伎座では、毎月歌舞伎が上演されていますが、東京以外の都市では、11~12月には京都で、7月には大阪で、10月には名古屋で、毎年上演されています。

「錦秋」というのは「紅葉が美しく錦(にしき)のような秋の時期」という意味の季語で、10月~11月上旬までに使われます。

「顔見世」とは、本来の意味は、「江戸時代、年一度の各座の俳優の交代のあと、新規の顔ぶれで行う最初の興行の事」でした。1年に1回だけの公演を「顔見世」というのは、本来の意味からははずれますが、その年の新規の顔ぶれで演じることに、という意味では合っています。

だから、10月のこの歌舞伎公演を「錦秋名古屋 顔見世」というのです。

「錦秋名古屋 顔見世」 初めて東京から名古屋へ遠征

歌舞伎座での観劇は、ほとんど毎月していますし、京都や大阪公演には何回か行ったことがあります。各地の公演では、歌舞伎座では見たことのない共演があったり、少ない座組の中で、若手に大きい役がつくということが楽しみです。

今回、初めて名古屋への遠征を決めたのは、夜の部に、愛之助と壱太郎(かずたろう)の「連獅子」があったからです。

「連獅子」は、父と子の獅子で演じられます。父獅子は子獅子を鍛えるために谷に突き落とします。父獅子はちょっと心配になりますが、子獅子は父の期待に沿って這い上がってくる、そして喜びあうという父子の愛情物語です。後半には毛振りがあり、歌舞伎らしい華やかな演目です。

「三人連獅子」に感動したのがきっかけ

今年の5月の東京の明治座公演は愛之助が座長で、これまで観たことのない「三人連獅子」が上演されました。父、母、子の家族3人の獅子の踊りです。父獅子は愛之助、母獅子は壱太郎、子獅子は種之助でした。女の獅子は見たことがないので、特に壱太郎には注目していました。

愛之助の父は美しくキリッと、母はやさしくたおやかに、子獅子は元気いっぱいでかわいく、親子の情を感じる演出であり、3人一緒の毛振りでも、それぞれの役で振っており、大変感動し、また観たいと思いました。

だから、錦秋名古屋公演で、愛之助と壱太郎が「連獅子」をすると知って、すぐに遠征を決めました。今年になって、壱太郎の実力、可能性に気付き、若手女形の中では、一番注目しているのです。体の動きがしなやかで、所作が美しく、女形らしさにあふれています。踊りがきちんとできているのを感じていました。その壱太郎が子獅子をする。子供といえども男役です。愛之助とは息があっているし、「絶対に観る!!」と。

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せつない役「番町皿屋敷」のお菊

昼の部の演目もよく見ると、「番町皿屋敷」にお菊で壱太郎が出る。これは一般的に知られている怪談話とは違って、それを元につくられた恋心についての物語です。

怪談「番町皿屋敷」
十枚セットの家宝の皿の一枚を誤って割ってしまい、井戸に投げ込まれ命を絶たれたお菊の幽霊が、夜な夜な井戸に現れては、悲しげな声で皿を数える「一枚…二枚……九枚… 一枚足りない…」と。

歌舞伎の「番町皿屋敷」

若殿と恋に落ちている腰元のお菊は、若殿の縁談話の噂を聞いて不安にさいなまれ、若殿の心を試そうと、迷ったあげく家宝のお皿をわざと割ってしまう。

本来なら、打ち首になっても仕方ないことなのだが、愛するお菊が粗相でしたことならと、若殿は許し、さらに結婚の申し込みをする。喜ぶお菊。でも直後に、お菊がわざとお皿を割ったことが露見。

お菊に理由を問いただし、自分の真実の恋を疑われと知った若殿は、「皿が惜しくて命を取るのではない、真実の心を疑われたのが許せない」と怒りをつのらせ、その刀でお菊を成敗し井戸に投げ込ませる。お菊も自分が愛されていたことがだんだんとわかり、自分が悪かったと納得して死を受け入れる。後から幽霊になって出ることはない。

若殿は、何回もこの役をやっている梅玉だし、壱太郎なら、かわいいお菊になるだろうと、こちらも期待が高まり、夜の部観劇後1泊し、翌日昼の部の観劇を決定。両方とも3階席(6000円)です。

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